2019年6月6日、男子ゴルフの国内メジャー第1戦となる「日本ツアー選手権森ビルカップ」(優勝賞金3,000万円)が、茨城県にある宍戸ヒルズカントリークラブにていよいよ開幕を迎えます。この大会は、男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)が設立された翌年の1999年に創設され、日本ツアーにおけるナンバーワンプレイヤーを決める栄誉ある戦いとして、今回で節目の第20回大会を迎えることになりました。
長年にわたり、本大会の舞台となっている宍戸ヒルズカントリークラブは、第4回大会から毎年コース改造が施され続けており、その難易度の高さから、複数の優勝経験を持つ選手が過去に存在しないというデータが物語っています。また、2011年以降、2017年のショーン・ノリス選手を除いて、なんと全ての大会でツアー初優勝者が誕生しているという、波乱含みの展開もこのトーナメントの大きな魅力の一つです。昨年は市原弘大選手が、最終18番ホールでグリーン奥からチップインバーディーという劇的な形で、プロ18年目にして嬉しい初優勝を飾ったことは記憶に新しいでしょう。
今年の優勝候補の筆頭として最も注目されているのは、昨シーズンの賞金王である今平周吾選手です。今平選手は、昨年の本大会で自己最高の3位という成績を残しており、コースに対する苦手意識は一切ない様子です。彼は、翌週に控える世界最高峰の戦いである「全米オープン」へ向けて、この国内メジャーで勢いをつけたいと強く意気込んでいることでしょう。今平選手の高い再現性と安定感のあるゴルフが、改造を重ねる難コースでどのような輝きを放つのか、非常に楽しみなポイントです。
日本タイトル3冠へ挑む池田勇太選手、そして石川遼選手の復帰戦
先週の大会でツアー通算21勝目を達成した池田勇太選手は、3年ぶりにこの大会へ出場します。池田選手は、プロ初優勝を飾った「日本プロ」(2009年)と、2度優勝を経験している「日本オープン」(2014年、2017年)に続き、この「日本ツアー選手権」で勝利を収めれば、男子ゴルフ界の至宝とも言える「日本タイトル3冠」の偉業達成がかかっています。予選ラウンドの2日間は、SMBCシンガポールオープン優勝で現在賞金ランキング首位、そして平均ストロークでも1位という驚異的な成績を誇るジャズ・ジェーンワタナノンド選手(タイ)と、ベテランの谷原秀人選手という豪華な組み合わせでラウンドすることになりました。この注目の組から、熾烈な優勝争いが繰り広げられるに違いありません。
そして、ファンにとって待望のニュースとなるのが、腰の故障で5月の中日クラウンズを棄権し、戦列から離脱していた石川遼選手が、約1ヶ月ぶりにこの大会で復帰を果たすことです。石川選手は、「腰の状態は大丈夫です。この復帰戦として、これまでイメージトレーニングしてきたことにしっかりトライしたい」とコメントし、復帰への意気込みを強く表明しています。しかし、過去6回の出場で4回も予選落ちを喫しているという、彼にとってはやや鬼門とも言えるコースでの復帰戦となります。今年は10月に開催される日米共催の「ZOZO選手権」への出場権が、ツアー賞金ランキングにかかっているため、これ以上の出遅れは絶対に避けたいところでしょう。
⛳️編集者から見た、メジャー初戦の熱狂とSNSの反響
本大会は、その名の通り「日本ツアーの選手権」として、格式と難易度を兼ね備えた国内メジャーの開幕戦です。過去に初優勝者が多く生まれているという事実が示唆するように、レギュラーツアーの優勝経験がない若手選手や中堅選手にも、大きなチャンスがある非常に魅力的なトーナメントだと言えるでしょう。編集者としての私の個人的な意見としては、石川選手の復帰戦という点もさることながら、池田選手の「日本タイトル3冠」という歴史的な偉業達成への挑戦が、最もこの大会の熱狂を高めてくれると期待しています。
この豪華な出場者リストと、節目の20回大会という話題性は、SNS上でも大きな反響を呼んでいます。特に「#日本ツアー選手権」や「#石川遼復帰」といったハッシュタグでは、「腰の状態が心配だが、遼くんのプレーが見られるのは嬉しい」「今平選手がメジャーで実力を見せつけるだろう」「池田選手の3冠達成をこの目で見たい!」といった、期待と興奮の声が多数寄せられています。多くのゴルフファンが、この国内メジャー初戦の幕開けを心待ちにしていることが伝わってきます。この記念すべき大会で、誰が日本のナンバーワンゴルファーの座を掴み取るのか、4日間の熱い戦いから目が離せません。
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