AI時代にこそ輝く「和」の精神!東京国際大学・山本御稔教授が説く令和のコミュニケーション新公理

日本人が古来より大切に育んできた「協調性」という価値観が、新しい時代の幕開けとともに再び注目を集めています。東京国際大学で客員教授を務める山本御稔氏は、2019年08月01日、目まぐるしく変化する現代社会における「人と組織の動かし方」の本質を提示されました。特に「和を重んじる」という姿勢が、今後の人間社会においてどれほど重要な意味を持つのか、改めて深く考えさせられる内容です。

昨今のテクノロジーの進化は目覚ましく、人工知能、いわゆるAIの台頭によって「将来的に人間の仕事はなくなるのではないか」という不安の声が各所で上がっています。SNS上でも「機械の方が正確なら、人間に価値はあるの?」といった極端な意見が見受けられるようになりました。しかし、山本教授はこうした技術革新の波が押し寄せる今だからこそ、人間にしか成し得ない役割に焦点を当てています。

ここで、コミュニケーションにおける論理的なルールについて触れておきましょう。著名な哲学者であるポール・グライスは、円滑な対話に必要な4つの指針を提唱しました。これらは「公理」と呼ばれ、必要な情報を過不足なく伝える「量」、真実を述べる「質」、話題に直結した内容を話す「関連性」、そして曖昧さを避けて簡潔に伝える「様式」で構成されています。

公理とは、議論の前提となる、証明を必要としない自明の真理を指す専門用語です。グライスの理論は非常に合理的ですが、山本教授はこれら4つの要素だけでは、血の通った「人間らしさ」を十分に説明できないと指摘します。人間は単に高い知能を有しているだけの存在ではなく、他者と手を取り合い、集団の中で相互に影響を与え合いながら生きる「社会的な動物」であるからです。

集団行動を前提とする私たちにとって、他者と歩調を合わせる「協調性」こそが、コミュニケーションの核となるべきでしょう。山本教授は、この日本的な「和」の精神こそが、令和という新しい時代における第5の公理であると結論づけています。SNSではこの考えに対し、「効率重視の時代だからこそ、心の通った和が心に響く」といった共感の声が広がっており、組織運営のヒントとして受け入れられています。

私個人の見解としても、AIがどれほど論理的な正解を導き出したとしても、最終的に人々を動かし、組織に熱量を吹き込むのは「和」の力だと確信しています。数値化できない信頼関係や、相手を思いやる気持ちこそが、機械には模倣できない人間特有の強みではないでしょうか。2019年08月01日に示されたこの指針は、これからの組織の在り方を占う重要な道標になるはずです。

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