眠っている楽器が「ふるさと納税」に変わる?北海道東神楽町の画期的な取り組みが中学生の夢を応援!

皆様、ご自宅の押し入れやクローゼットの奥に、かつて情熱を注いだ楽器が眠ったままになってはいませんか。もしその「思い出の品」が、子どもたちの夢を支える力となり、さらに節税にもつながるとしたら、これほど素晴らしいことはないでしょう。2019年06月13日現在、北海道東神楽町が実施している、あるユニークな「ふるさと納税」の取り組みが大きな注目を集めています。それはなんと、現金の代わりに「休眠楽器」を寄付するという画期的な制度なのです。

東神楽町では、2019年04月からこの制度の受付を開始しました。目的は、町立東神楽中学校吹奏楽部における慢性的な楽器不足を解消するためです。募集されているのは、フルート、トランペット、ホルンなど全7種類の楽器たちです。実は、楽器を用いたふるさと納税は、三重県いなべ市に続いて全国でまだ2例目という非常に珍しい試みなのです。自治体の財政難という壁を、アイデアと善意で乗り越えようとする姿勢には、思わず胸が熱くなりますね。

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「モノ」を寄付して税控除?気になる仕組みを解説

通常、ふるさと納税といえば現金を自治体に寄付し、その返礼品として特産品を受け取るイメージが強いかと思います。しかし今回の仕組みは少し異なります。まず、寄付希望者は三重県いなべ市が運営する専用サイト「楽器寄付ふるさと納税」を通じて申し込みを行います。ここに東神楽町の募集も掲載されているのです。そして、手元の楽器を提携している査定業者へ直接送ります。

ここからがポイントですが、業者による査定が行われ、その「査定額」がそのまま東神楽町への寄付金額として確定するのです。つまり、使わなくなった楽器の価値がそのまま税金の控除対象となるわけです。現金の手出しをすることなく、資産として眠っていた楽器を活用して地域貢献ができる、まさに「三方よし」の新しい納税スタイルと言えるのではないでしょうか。

ネット上の反響と編集後記

この取り組みに対して、SNS上では早くも多くの称賛の声が上がっています。「青春の思い出が誰かの役に立つなら嬉しい」「捨てるに捨てられなかった楽器の最高の行き先が見つかった」「維持費のかかる吹奏楽部をこういう形で支えるのは素晴らしいアイデアだ」といった、共感と応援のコメントが数多く見受けられます。中には「もっと多くの自治体に広がってほしい」という期待の声もあり、この波は今後さらに広がりを見せるかもしれません。

私自身、このニュースに触れて深く感銘を受けました。東神楽町は財政状況が厳しく、生徒たちのために新しい楽器を購入することに苦慮していたそうです。そんな中で、ただ諦めるのではなく、全国の「先輩たち」の想いが詰まった楽器を受け継ぐという選択をしたことに、物語性を感じずにはいられません。楽器は弾き込まれることで音色が育つとも言われます。皆様の愛用した楽器が、北海道の中学生の手によって再び美しい音色を奏でる未来を想像すると、とてもワクワクしませんか。

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