【2019年最新】信州大学が挑む水革命!ナノカーボンによる淡水化技術の社会実装へ、産学官連携プラットフォームが始動

2019年08月14日、水資源の未来を大きく変える画期的なニュースが飛び込んできました。信州大学を中心に、長野県や日立製作所、東レといった名だたる企業が手を取り合い、革新的な水処理技術の実用化を目指す産学官連携組織「アクア・ネクサスカーボン―プラットフォーム」が、同年08月23日に設立される運びとなったのです。世界中の水不足解消に貢献する可能性を秘めたこの試みに、SNS上でも「信州から世界を救う技術が生まれるのか」と期待の声が広がっています。

このプロジェクトの中核を担うのは、信州大学の遠藤守信特別特任教授が研究を進めてきた「ナノカーボン」という次世代素材です。これは炭素原子がナノメートル(10億分の1メートル)単位の極めて微細な構造を持つ物質を指し、その強靭さや電気伝導性から「夢の素材」と称されています。特に水処理の分野では、フィルターの役割を果たす「逆浸透膜」にこの素材を組み込むことで、これまでの常識を覆す圧倒的な性能向上が期待されているのです。

今回の組織には、産業機械を手掛けるオリオン機械や、寒天製造で知られる伊那食品工業など、長野県が誇る多様な民間企業も名を連ねています。これほど多角的な企業が参画する背景には、信州大学が持つ最先端の知見を、単なる研究室の中の成果に留めたくないという強い意志が感じられるでしょう。食品加工から半導体製造に至るまで、あらゆる産業で欠かせない「水」という資源を軸に、新たなビジネスの種が芽吹こうとしています。

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コスト3割削減の衝撃!世界を席巻する逆浸透膜の可能性

特筆すべきは、2019年05月に発表された研究成果です。信州大学アクア・イノベーション拠点は、従来のものと比較して目詰まりが起こりにくく、運用コストを3割もカットできる淡水化用の逆浸透膜を開発しました。逆浸透膜とは、水分子だけを通し、塩分や不純物を取り除く特殊な膜のことですが、これまでは汚れによる性能低下が大きな課題でした。ナノカーボンを応用したこの新技術は、まさにその弱点を克服する画期的な発明といえるでしょう。

2019年07月からは、北九州市の実験施設にて、日立や東レと共に実際の海水を用いた大規模な実証実験も開始されています。私個人としては、この技術が普及することで、開発途上国の飲料水確保や工場の排水処理問題が一気に解決に向かうのではないかと確信しています。これほどの高い削減効率を実現できるのであれば、経済的な理由で導入を躊躇していた地域にとっても、大きな希望の光となるに違いありません。

新組織では、年に数回の技術懇談会やテーマ別の研究会が予定されており、企業間の連携を促進する「インキュベーター」としての役割も期待されています。2019年08月20日まで会員を募っており、すでに26もの機関が参加を決めているとのことです。大学のキャンパス内にある実験施設を開放し、果汁飲料の濃縮といった身近な製品への応用を模索する姿勢は、学問と実社会の橋渡しとして理想的な形ではないでしょうか。

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