みなさん、こんにちは。日々流れる国際ニュースの中で、今もっとも注目すべき動きといえば、間違いなく安倍晋三首相による歴史的なイラン訪問でしょう。2019年6月13日現在、テヘランを訪問中の安倍首相は、ロウハニ大統領や最高指導者ハメネイ師との会談を行いました。
この会談の成果は、決してイラン国内だけの話では終わりません。首相は、来る2019年6月28日、29日に大阪で開催されるG20サミット(20カ国・地域首脳会議)の場で、この会談内容を踏まえた議論を展開しようとしているのです。
緊張緩和に向けた日本の独自外交
では、なぜ今、日本がこれほどまでに動いているのでしょうか。それは、アメリカとイランの対立が激化し、中東地域が不安定になることへの強い危機感があるからです。もしこの地域で紛争が起きれば、原油供給が滞り、私たち日本を含む世界経済全体に深刻なダメージを与えることは避けられません。
SNS上でも、「トランプさんとハメネイ師の両方と話せるのは日本だけ」「ガソリン価格が上がるのは困るから、なんとか仲介してほしい」といった、首相の外交手腕に期待する声や、生活への影響を懸念するリアクションが多く見られます。
トランプ大統領との連携と今後の展望
事態は非常に緊迫しています。トランプ米大統領は経済制裁に加え、去る5月には中東への空母派遣を決めるなど圧力を強めています。2020年の米大統領選を見据え、再選を目指すトランプ氏が強硬姿勢をさらに強めるのではないかという懸念さえあるのが現状です。
しかし、日本政府は「本音では米イラン双方とも戦争は望んでいない」と分析しています。私としては、この難しい局面でリスクを取って仲介に動く日本の姿勢は、国際社会の安定において極めて重要であり、高く評価されるべきだと考えます。
今後のシナリオとして期待されるのは、9月にニューヨークで開かれる国連総会です。ここにロウハニ師が出席すれば、米イラン首脳会談の実現も夢ではないかもしれません。G20大阪サミット、そしてその後の日米首脳会談が、世界の平和を左右する重要な分岐点になるでしょう。
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