隠された戦争の記憶、「知る権利」が勝利した日!ピースおおさか巡る裁判、最高裁で決着

2019年5月24日、私たちの「知る権利」に関わる重要な司法判断が下されました。戦争の悲惨さを今に伝える「ピースおおさか(大阪国際平和センター)」の展示変更をめぐる裁判で、最高裁判所第3小法廷は大阪府と大阪市側の上告を退ける決定をしたのです。これにより、行政側の対応を違法とし、計10万円の国家賠償を命じた二審・大阪高裁の判決が確定しました。

事の発端は、同センターがリニューアルする際、旧日本軍による「加害」に関する展示を撤去したことにあります。三重県の男性がその経緯が書かれた文書の開示を求めましたが、府と市は改装終了までこれを拒否しました。行政が保有する情報は国民の共有財産であるという民主主義の根幹、「知る権利」が侵害されたかどうかが争点となっていたのです。

このニュースは当時、SNS上でも大きな反響を呼びました。「都合の悪い歴史を隠蔽するな」「開示すべき情報を隠した行政の完敗だ」といった厳しい声が多数上がっていたのが印象的です。歴史をどう後世に伝えるかという議論以前に、その決定プロセスすら不透明にしようとした行政の姿勢が断罪された形であり、情報公開の重要性を改めて認識させる判決となったでしょう。

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