ディスカウントストア「ドン・キホーテ」をはじめ、総合スーパーのユニーなどを傘下に持つパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、パンパシHD)が2019年6月期の期末配当予想を上方修正したことが、2019年6月14日に明らかになりました。従来の予想から2円増やし、1株あたり30円とする見通しです。この決定は、同社の業績が極めて好調に推移していることを鮮明に示すものでしょう。
今回の増配により、年間配当は前期の32円から8円増の40円になる見込みです。特に、この40円には、ドン・キホーテの記念すべき1号店である府中店の「開店30周年を記念した特別配当」として5円が含まれており、株主への還元意欲の高さが伺えます。株式分割を考慮した実質ベースでは、なんと16期連続となる**「増配」が実現する計算となり、これは投資家にとって非常に魅力的なポイントといえるでしょう。SNS上でも、「ドンキの株価、やっぱり強い!」「連続増配は安心感がある」といったポジティブな反響が多く見受けられました。
この異例の好業績を支えているのは、総合スーパーの「ユニーの完全子会社化」といった大胆な経営戦略です。これにより、今期の連結純利益は前期に比べて実に32%増となる480億円に達する見込みで、9期連続で過去最高益を更新する可能性が高いとされています。パンパシHDが展開するディスカウント事業と、ユニーが持つ総合スーパーとしての基盤が相乗効果を生み出し、業績を大きく押し上げている様子がうかがえます。
また、日本を訪れる外国人観光客による「インバウンド消費」**が堅調に推移していることも、業績の追い風となっています。ドン・キホーテは、深夜営業や豊富な品揃え、免税対応などで、多くの訪日外国人から支持されており、この需要をしっかりと取り込んでいるのでしょう。多くの日本人消費者だけでなく、世界中の人々から愛される店舗であることが、この快進撃の大きな要因だと私は考えます。ユニーのグループ参画による事業規模の拡大と、インバウンドという外部環境の好転が、今回の株主還元につながったといえるでしょう。
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