長野県王滝村の静かな山あいに、食の新たな息吹が吹き込まれようとしています。飲食事業を展開する株式会社シシは、本格的なスリランカカレーで知られるLaLaカレージャパンと手を取り合い、2019年09月16日に「LaLaカレー オンタケ店」を堂々オープンさせる運びとなりました。今回の提携により誕生する新店舗は、FC店を含めて5店舗目の節目を飾る拠点として、シシが運営を担います。
出店場所は、村の中心部から霊峰・御嶽山へと続く道の途中に位置しており、登山客や観光客にとって絶好の立ち寄りスポットになるに違いありません。提供されるのは、スパイスの芳醇な香りが食欲をそそる本格派のスリランカカレーです。小麦粉を使わず、多くのスパイスと野菜の水分で仕上げるスリランカ流の調理法は、ヘルシーでありながら深いコクを楽しめるのが大きな特徴と言えるでしょう。
御嶽山の復興を願う情熱が形にする「食の拠点」
このプロジェクトを牽引するのは、シシの代表を務める岩堀翔太氏です。岩堀氏は静岡県浜松市と長野県王滝村の2拠点生活を実践しており、村の現状を肌で感じてきた人物の一人といえます。2014年09月27日に発生した御嶽山の噴火以降、かつての賑わいが失われつつある村の状況を憂い、地域を再び盛り上げるべく2019年06月に会社を設立したという志の高さには敬意を表さずにはいられません。
SNS上では「あのLaLaカレーが王滝村で食べられるなんて驚き」「御嶽山へ行く楽しみが一つ増えた」といった期待の声が早くも広がっています。飲食店が限られていた同村において、話題性の高いカレー店の進出は、単なる食事の提供以上の価値を持つはずです。私個人としても、一人の若手起業家が「食」を武器に過疎化や風評被害に立ち向かう姿勢は、地方創生の理想的なモデルケースになると確信しています。
地元の活性化を願う熱い想いと、本格的なスパイス料理が融合することで、王滝村に新しい人の流れが生まれることが期待されます。2019年09月16日の開店日は、村の歴史に新たな1ページが刻まれる記念すべき一日となるでしょう。澄んだ空気の中で味わう刺激的なカレーは、訪れる人々の心とお腹をきっと満たしてくれるに違いありません。皆様もぜひ、御嶽山の自然と共にこの味を堪能してみてください。
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