金沢から世界へ!高山リードが仕掛けるアジア販売網拡大と次世代「リード」の衝撃

石川県金沢市に本拠を置く高山リードが、繊維産業の心臓部を担う「リード」の販売網をアジア全域へと一気に広げる戦略を打ち出しました。国内シェア約70%、世界でも約20%という圧倒的な存在感を誇る同社は、2019年09月20日時点で、さらなる飛躍を目指しています。現在、同社は輸出比率を8割まで引き上げることを目標に掲げ、成長著しい海外市場への進出を加速させているのです。

SNS上では、伝統ある日本の技術が世界標準を塗り替えていく様子に、「日本の精密加工技術はやはり別格だ」「金沢の企業がバングラデシュやパキスタンまで支えるのは胸が熱くなる」といった期待の声が数多く寄せられています。地域に根ざした企業が、グローバルな視点で市場を切り拓く姿勢は、多くのビジネスパーソンや技術者からも注目を集めているようですね。

そもそも「リード(筬:おさ)」とは、織機において布の密度や品質を決定づける極めて重要な基幹部品を指します。これは薄いステンレス製の板を、わずか0.1ミリメートルという驚異的な間隔で並べた櫛のような形状をしています。縦糸を整列させ、横糸を正確に打ち込むための精密な加工が求められるため、他社の追随を許さない高度な技術力がこの小さな部品に凝縮されているのです。

高山リードはすでに中国やマレーシアなどアジア5カ国・地域に拠点を構え、インドやベトナム、さらには米国など6カ国で代理店を展開しています。しかし、同社の野心はこれに留まりません。今後2年から3年以内を目途に、世界の縫製工場として急速にプレゼンスを高めているバングラデシュやパキスタンにも、現地の専門商社を通じて強力な販売ネットワークを構築する計画です。

市場の拡大と並行して、2019年内には織機の高速化や生産効率の向上に直結する高付加価値な新製品の投入も予定されています。単に供給量を増やすだけでなく、技術革新によって収益力を強化する戦略は、非常に合理的だと言えるでしょう。私個人としても、低価格競争に陥らずに「代えのきかない品質」で勝負する同社のスタイルこそ、日本の製造業が歩むべき王道だと強く感じます。

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