トランプ大統領も期待!米朝実務者協議がストックホルムで再開へ。SLBM発射の波紋と非核化への展望

2019年10月03日、ホワイトハウスは緊迫感と期待が入り混じる独特の熱気に包まれました。トランプ米大統領は記者団に対し、2019年10月05日に再開が予定されている北朝鮮との非核化を巡る実務者協議について、前向きな姿勢を打ち出しています。「彼らは対話を強く望んでおり、我々も間もなく言葉を交わすことになるだろう」と語るその表情からは、停滞していた交渉を動かそうとする強い意志が感じられました。

この歴史的な対話の舞台として選ばれたのは、北欧スウェーデンの首都ストックホルムです。2019年10月04日には本会談に先駆けた予備接触が行われる見通しで、世界中の視線がこの美しい街に注がれています。北朝鮮側からは金明吉(キム・ミョンギル)前駐ベトナム大使が北京経由で現地入りし、米国側はビーガン北朝鮮担当特別代表が交渉のテーブルに着きます。両国の直接対話は、2019年06月末の板門店での首脳会談以来、実に数ヶ月ぶりのことです。

SNS上では「今度こそ具体的な非核化のロードマップが示されるのか」と期待する声が上がる一方で、「北朝鮮のペースに巻き込まれるのではないか」という慎重な意見も散見されます。特に直前のタイミングで行われた軍事行動が、議論に複雑な影を落としているのは否定できません。筆者の視点としても、対話の門戸を開き続けるトランプ政権の柔軟さは評価すべきですが、相手側の「揺さぶり」に屈しない強固な原則が必要であると感じています。

スポンサーリンク

SLBM発射の衝撃と日米連携の重要性

協議の幕が上がる直前の2019年10月02日、北朝鮮は弾道ミサイルの発射を強行しました。これを受け、日米の防衛担当閣僚は2019年10月03日に電話協議を実施しています。米国防総省のホフマン報道官によれば、両国は今回の発射を「外交交渉の準備を整えるどころか、不必要な挑発行為である」と厳しく非難し、足並みを揃えて対処していく方針を再確認したようです。

今回のミサイルについて、米国防総省は「短距離から中距離」の射程を持ち、海上のプラットフォーム(発射用構造物)から放たれたとの分析を2019年10月03日に発表しました。これは北朝鮮が主張する「新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)」の実験成功を裏付ける形となります。SLBMとは、潜水艦から発射されるため探知が難しく、隠密性に優れた兵器を指しますが、今回のように海上施設を用いた発射は、開発が新たな段階に入ったことを示唆しています。

北朝鮮が交渉直前にこのような軍事的示威行為を行うのは、自国に有利な条件を引き出すための常套手段と言えるでしょう。しかし、挑発によって譲歩を得られるという成功体験を与えては、真の平和は遠のくばかりです。ストックホルムでの協議では、トランプ大統領の楽観論が「独り歩き」するのではなく、同盟国である日本との緊密な連携に基づいた、実効性のある非核化プロセスが合意されることを切に願ってやみません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました