ラグビーW杯2019開幕!日本代表の初戦相手ロシア、驚異の「レスリング仕込み」パワーと波乱の歴史に迫る

いよいよ2019年9月20日、ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会が華々しく幕を開けます。注目の開幕戦でホスト国・日本と激突するのは、北の大国ロシアです。2011年以来、2度目の夢舞台へと辿り着いた彼らは、一体どのようなチームなのでしょうか。

チームを牽引するFB(フルバック)のアルテミエフ主将とジョーンズ監督が、現在の心境を明かしてくれました。SNS上では「ロシアのフィジカルは未知数で怖い」「日本は初戦からタフな相手を引いた」と、その実力を警戒する声が次々と上がっています。

ロシアラグビーの歩みは、決して平坦ではありませんでした。80年以上の歴史を持ちながらも、かつては時の権力者スターリンによって「西側のブルジョアの遊び」と見なされ、競技自体が禁止されるという悲劇的な冬の時代を経験しているのです。

スポンサーリンク

レスリングが生んだ鋼の肉体と驚異の身体能力

ソ連崩壊によるレベル低下を乗り越え、2011年のW杯初出場を機にロシアのラグビー熱は再燃しました。現在は軍や学校を通じた普及活動が実を結び、日本に先んじて8チームからなるプロリーグも運営されるなど、着実な進化を遂げています。

特筆すべきは、ロシア選手が持つ独特の「格闘センス」でしょう。ジョーンズ監督によれば、ラグビー伝統国の子供たちがボールを蹴って遊ぶ傍ら、ロシアの子らは日常的にレスリングに興じており、それが密集戦での圧倒的な強さの源泉となっています。

象徴的な存在が、先発メンバーの右プロップ、ゴトフツェフ選手です。元プロレスラーでボブスレー五輪候補という異色の経歴を持つ彼は、120キロの巨体ながら、ポールを掴んで体を水平に保つ「ヒューマンフラッグ(人間鯉のぼり)」をこなす逸材です。

「FWが肉弾戦で前進し、スペースをこじ開けるのが我々のスタイルだ」と語るアルテミエフ主将の言葉には、並々ならぬ覚悟が滲みます。強豪国との対戦機会が少ない彼らにとって、このW杯はロシアの底力を世界に見せつける最高の舞台なのです。

歴史的な背景を背負い、不屈の精神でフィールドに立つロシア代表。その凄まじい「情熱」とパワーが、日本代表にとって最大の脅威となるのは間違いありません。開幕戦から火花散る、激しい肉弾戦の行方から目が離せませんね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました