ラグビーW杯2019|アルゼンチン代表が意地の7トライ!司令塔サンチェスの復活と若き才能が示す未来への希望

ラグビーワールドカップ2019日本大会において、予選プール敗退という苦い決断を下されたアルゼンチン代表「ロス・プーマス」が、2019年10月09日の最終戦で凄まじい執念を見せました。フォワードとバックスが絶妙に連携した猛攻により、計7つのトライを量産したのです。試合後、レデスマ監督は安堵の表情を浮かべながら、最後に素晴らしいパフォーマンスを発揮できた喜びを語りました。

この勝利の導火線となったのは、前回大会で得点王に輝いた司令塔、ニコラス・サンチェス選手です。前半18分には約30メートルを独走して先制点を奪い、続く24分には巧みなキックで追加点を演出しました。直前のイングランド戦でメンバー外という屈辱を味わった彼は、自身のキャリアで最も困難な時期を乗り越え、その悔しさをピッチ上で爆発させたのです。

SNS上では「サンチェスの輝きが戻ってきた!」「このプレーを最初から見たかった」といったファンからの熱い声が相次いでいます。確かに、4戦目にしてようやくエンジンがかかった点は悔やまれるでしょう。アルゼンチンは近年、代表強化のために「ジャガーズ」として世界最高峰のスーパーラグビーへ参戦し、今季は準優勝を果たすなど、今大会の台風の目と期待されていました。

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世代交代の光と2023年フランス大会への誓い

期待値が高かっただけに、レデスマ監督は結果に対して「物足りなさが残る」と厳しい自己評価を下しています。しかし、この試合では23歳のマリア選手が2トライを挙げるなど、次世代を担う若手の躍動が大きな収穫となりました。ここで言う「CTB(センター)」とは、攻守の要として突破力と判断力が求められるポジションであり、彼の活躍はチームの財産となるはずです。

また、この試合を最後に代表引退を表明した36歳のレジェンド、レギサモン選手は後輩たちへバトンを繋ぎました。彼は、今回の経験を糧にして2023年の次回大会に向けて進化し続けることの重要性を説いています。強豪国としてのプライドを示したアルゼンチンの戦いは、敗退という結果以上の感動を日本のファンに与えたと言えるでしょう。

編集部の視点としては、短期決戦のワールドカップにおける「コンディション調整」と「精神的支柱の起用」の難しさを改めて痛感しました。サンチェス選手のような経験豊富な司令塔をいかに活かすかが、勝負を分ける鍵だったのかもしれません。しかし、最後に見せたあの攻撃的なラグビーこそが、南米の雄アルゼンチンの真骨頂であり、4年後の復活を確信させる内容でした。

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