半導体業界に新たな歴史が刻まれました。かつて東芝メモリとして知られた世界屈指の半導体メーカー、キオクシアは2019年10月17日、岩手県北上市において建設を進めていた「北上工場第1製造棟」が、無事に竣工の日を迎えたことを晴れやかに発表したのです。
この巨大な新拠点は、スマートフォンやデータセンターの根幹を支える「フラッシュメモリー」を量産するための最先端拠点となります。フラッシュメモリーとは、電源を切ってもデータが消えない記憶媒体のことで、私たちのデジタルライフには欠かせない存在です。
SNS上では、岩手県に世界最大級の工場が誕生したことに対し、「東北の産業が活性化する」「キオクシアの社名変更後の大きな一歩だ」といった期待に満ちた声が数多く寄せられています。地域経済への波及効果についても、多くの注目が集まっているようです。
日米連携による戦略的投資と市場への攻勢
今回のプロジェクトはキオクシア単独ではなく、長年のパートナーであるアメリカのウエスタンデジタル社との共同投資によって実現しました。両社が手を取り合うことで、巨額の設備投資が必要な半導体分野において、効率的かつ力強い供給体制を構築できるのでしょう。
気になる生産開始の時期は2020年内を予定しており、刻一刻と変化する半導体市況の回復タイミングを見計らって稼働させる計画です。需要が高まる絶好のチャンスを逃さないという、経営陣の鋭い先読みのセンスがこのスケジュールからもうかがえますね。
編集者としての私見ですが、記憶(メモリ)で世界を面白くするという社名の通り、この北上工場が世界中のテクノロジーを加速させる原動力になるのは間違いありません。日本のモノづくりの底力が、再び岩手の地から世界へ証明される日が非常に楽しみです。
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