2019年10月24日、デジタルマーケティング業界に新たな風を吹き込む期待の星が東証マザーズへと産声を上げます。その名は株式会社インティメート・マージャー。膨大な消費者データを自由自在に操り、企業の広告戦略を劇的に効率化させる「データマネジメントプラットフォーム(DMP)」の国内最大級プロバイダーです。
DMPとは、インターネット上の閲覧履歴や年齢、職業といった多様な情報を蓄積し、分析するための基盤を指します。同社は提携するニュースサイトや調査会社から得られる良質なデータを活用し、企業が「本当に届けたい相手」へ情報を届ける手助けをしています。SNS上では「データ活用の本命がついに上場か」と、投資家やマーケターの間で早くも期待の声が広がっているようです。
圧倒的なデータ量で実現する「攻め」のマーケティング
顧客企業は自社が持つ顧客名簿などの内部データに、インティメート・マージャーが提供する外部データを掛け合わせることで、消費者の行動をより深く理解できるようになります。これにより、ターゲットを絞り込んだダイレクトメールの送付や、最適な場所への広告配信が可能となるのです。簗島亮次社長は、法人営業や新製品開発など、データを武器に効率化できる領域は極めて広いと自信を覗かせています。
親会社にはネット広告の風雲児であるフリークアウト・ホールディングスが名を連ねており、上場後も強固な連携体制が維持される見通しです。2018年9月期の売上高16億4600万円に対し、2019年9月期は21億4000万円を見込むなど、成長の加速は数字にも如実に表れています。今回の公募で得た資金は優秀な人材の採用に投じられ、さらなる飛躍の原動力となるでしょう。
個人的な見解を述べれば、Cookie規制などのプライバシー保護が叫ばれる昨今において、同社がいかにクリーンで精度の高いデータを提供し続けられるかが今後の鍵を握るはずです。当面は配当を行わず成長投資を優先する姿勢からは、市場の覇権を握ろうとする強い意志が感じられます。データが「21世紀の石油」と呼ばれる今、同社の動向から目が離せません。
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