【緊急速報】南米からの侵入者!東京港で「ヒアリ」今季初確認、取るべき対策とSNSの反応は?

2019年6月18日、日本の物流の玄関口の一つである東京都江東区の東京港・青海ふ頭にて、強い毒を持つヒアリが20匹から30匹程度発見されたという緊急ニュースが、環境省より発表されました。ヒアリ(火蟻)とは、南米原産のアリで、刺されると火傷のような激しい痛みが走ることからこの名前が付けられており、場合によってはアナフィラキシーショックという重篤なアレルギー反応を引き起こす恐れもあるため、厳重な警戒が必要とされる特定外来生物です。

今回の発見は、暖かくなりヒアリの活動が活発になる春以降、今シーズン初めての国内確認事例となっております。幸いなことに、現場でアリに手を刺された男性作業員の方の健康被害はなかったとのことですが、このニュースは大きな波紋を呼んでおり、SNS上でも「また見つかったのか」「上陸を許してはいけない」「近くに住んでいるから怖い」といった不安の声や、「水際対策を強化してほしい」と対策を求める意見が多数見受けられます。輸入貨物に紛れて侵入するケースが多いため、物流拠点での徹底した防疫措置が求められるでしょう。

環境省の発表によると、発見は2019年6月14日のことです。青海ふ頭のコンテナヤードの入り口付近に落ちていたわらの束を片付けようとした男性作業員の方が、束に潜んでいたアリに手を刺されてしまいました。このわらの束の中に20匹以上のアリがいることを確認したため、すぐに殺虫処分が行われ、東京都港湾局へ連絡されました。その後、都が周辺に殺虫効果のある餌を設置し、2019年6月18日になって、これらがすべてヒアリの働きアリであると特定されました。

ヒアリが発見されたわらの束がどのようにしてそこに存在したのか、詳しい経緯は分かっていません。しかし、海外からの荷物、特に中国からの輸入コンテナに紛れ込んで日本に持ち込まれる事例が多いことが知られています。これは、物流のグローバル化が進む現代において、避けて通れない大きなリスクであると言えるでしょう。ヒアリは、女王アリを中心に集団で生活する社会性昆虫であり、一度定着してしまうと根絶が極めて難しくなります。

私自身の意見としては、今回の事例を単なる一過性のニュースとして片付けてはいけないと考えます。2017年の国内初確認以降、今回の事例を含めて14都道府県で計39件もの確認がされているという事実は、日本の生物多様性と国民の公衆衛生に対する重大な脅威が全国に広がっていることを示唆しています。ヒアリの侵入経路となる国際的な物流拠点では、今後さらなる検疫体制の強化と、定期的なモニタリング、そして万が一発見された際の迅速かつ徹底した駆除が、これまで以上に重要になってくるでしょう。

読者の皆様におかれましても、もし港湾地域や物流施設周辺で、赤っぽい色をした体長2.5mm〜6.0mm程度の大小さまざまなアリの群れや、ドーム状のアリ塚(通常の日本のクロアリのアリ塚とは異なり、土を盛り上げて作られた巣)を見かけたら、決して触れずに、すぐに最寄りの環境省や自治体の担当窓口、あるいは港湾管理者へ連絡していただきたいと強く申し上げます。

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