日本中が熱狂の渦に包まれているラグビーワールドカップ2019は、2019年10月11日に大会第18日目を迎えました。静岡スタジアムエコパで行われた1次リーグD組の注目カードでは、世界ランキング6位の強豪オーストラリアが、粘り強さで知られる同13位のジョージアと激突しました。すでに決勝トーナメント進出を決めているオーストラリアですが、首位通過を狙う重要な一戦として、多くのファンがその行方を見守っています。
試合序盤は、ジョージアの堅実なディフェンスにオーストラリアが苦戦を強いられる展開となりました。フィジカルの強さを生かしたジョージアの防御網は非常に厚く、オーストラリアは思うようにスコアを伸ばせません。前半を終えた時点でのスコアは10対3と、わずか7点差という緊迫した状況で折り返しました。SNS上では「ジョージアのタックルが凄まじい」「番狂わせがあるかもしれない」といった驚きと期待の声が次々と投稿されています。
後半に炸裂したワラビーズの猛攻とジョージアの奮闘
しかし、後半に入ると「ワラビーズ」の愛称で親しまれるオーストラリアが真価を発揮します。疲れの見え始めた相手の隙を見逃さず、立て続けに3つのトライを奪う怒涛の攻撃を仕掛けました。最終的には27対8というスコアでジョージアを突き放し、勝ち点5を積み上げて合計16点とし、暫定ながらグループDの首位に躍り出ています。個々のスキルの高さと、試合展開を読み切る戦術眼は、さすが優勝候補の一角と言えるでしょう。
対するジョージアは、今大会を1勝3敗の勝ち点5という成績で終えることとなりました。目標としていた前回大会に並ぶ2勝には届きませんでしたが、強豪を最後まで苦しめたその闘志は、スタジアムに詰めかけた観客を魅了しました。ラグビーにおける「トライ」とは、相手のゴールラインを越えてボールを地面につける得点方法ですが、ジョージアが見せた泥臭くゴールを守り抜く姿勢は、ラグビーの精神を象徴する素晴らしいプレーの連続でした。
個人的な見解としては、オーストラリアの勝負所での集中力には驚嘆せざるを得ません。どんなに守備が固くても、一瞬の綻びを突いて得点に繋げる決定力こそが、世界トップクラスの証です。一方で、格上相手に一歩も引かないジョージアの「魂のラグビー」にも心を打たれました。こうした実力差があると思われる試合でも、最後まで勝敗が分からない緊張感こそが、今大会が日本でこれほどまでに愛されている理由ではないでしょうか。
今後の注目は、2019年10月13日にウルグアイと対戦するウェールズの動向です。現在3連勝中で勝ち点14を保持しているウェールズが勝利すれば、再び順位が入れ替わる可能性も十分にあります。決勝トーナメントに向けた各チームの戦略や選手起用からも目が離せません。ラグビー日本大会は佳境を迎え、ますます熱い戦いが繰り広げられることでしょう。私たちファンも、最後までこの歴史的な瞬間を全力で応援し続けたいですね。
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