私たちの日常を支える大切な足である公共交通機関が、今まさに埼玉県で熱い注目を集めています。埼玉県は県内の各自治体や交通事業者と手を取り合い、バスやタクシーが持つ独自の魅力を広く伝えるための特別なイベントを企画しました。人口減少や少子高齢化という波が押し寄せる中、地域を支えるインフラの価値を改めて見つめ直す絶好の機会となるでしょう。
今回のイベントは2019年11月23日に川島町で、そして12月8日には所沢市で開催される予定となっています。SNS上では「普段は見られない車両を間近で見られるのが楽しみ」「子供を連れて遊びに行きたい」といった期待の声が早くも寄せられており、乗り物ファンだけでなく多くの家族連れからも関心が集まっているようです。
地域を繋ぐバトン!「バスティバル!2019」の見どころ
まずは2019年11月23日に、川島町にある「平成の森公園」にて『バスティバル!2019』が幕を開けます。このイベントでは、私たちの街を走り抜けるバスやタクシーの実車がずらりと展示されるのが大きな特徴です。運転席に座る体験や、特殊な車両の仕組みを学べるコーナーなど、子供たちの知的好奇心を刺激する仕掛けが盛りだくさん用意されています。
いわゆる「公共交通(パブリック・トランスポート)」とは、不特定多数の人が利用する移動手段のことですが、近年の日本では利用者の減少が課題となっています。しかし、こうした体験型イベントを通じて「乗る楽しさ」を再発見することは、将来の利用者育成にも繋がるはずです。大人にとっても、最新のバリアフリー機能を備えた車両に触れることで、社会の進化を実感できるでしょう。
12月は所沢へ!5市連携で贈る「ノリノリ!のりものフェスティバル」
続いて2019年12月8日には、所沢市の「所沢航空記念公園」を舞台に『ノリノリ!のりものフェスティバル』が開催されます。こちらは所沢市や飯能市など、近隣の5市で構成される「西部地域まちづくり協議会」が主催する大規模な催しです。自治体の垣根を越えた連携により、より多様な乗り物の魅力を一堂に会する試みがなされています。
編集者としての私見ですが、こうしたイベントは単なる娯楽に留まらず、地域の「防衛線」としての役割も果たしていると感じます。住民が公共交通を積極的に活用することは、結果として地域の活力を維持し、インフラを絶やさないための最も有効な手段だからです。展示されたピカピカの車両を見つめる子供たちの笑顔が、そのまま地域の明るい未来に直結していくに違いありません。
2019年の年末にかけて開催されるこれら二つのイベントは、バスやタクシーへの愛着を育む素晴らしい舞台となるはずです。週末のお出かけに、ぜひご家族やご友人と足を運んでみてはいかがでしょうか。そこには、普段の通勤や通学では気づかなかった、新しい移動のワクワク感がきっと待っていることでしょう。
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