日経BPコンサルティングは、2019年11月28日に「大学ブランド・イメージ調査2019-2020」の結果を公表しました。この調査は、受験生を持つ保護者の方々などを対象に、各大学が持つ「ブランド力」を可視化したものです。九州・沖縄・山口エリアの主要55校を対象とした今回のランキングでは、地域の教育情勢を物語る興味深い変化が見られました。
調査手法として用いられたのは、大学のブランド総合力を示す「偏差値」という指標です。これは、研究施設の充実度や学生のコミュニケーション能力といった合計49もの詳細な項目を数値化したもので、単なる知名度だけではない多角的な評価が下されています。各大学が積み上げてきた教育の質が、そのまま数字となって表れていると言えるでしょう。
不動の王者・九州大学と、勢いに乗る福岡大学の躍進
首位の座に輝いたのは、前回調査に引き続き、国立の雄である九州大学です。圧倒的な研究力と信頼感で他を寄せ付けない強さを見せつけました。しかし、今回の調査で最も大きな注目を集めたのは、2位にランクインした福岡大学でしょう。前回の順位から大きく順位を上げたその背景には、学内の活気や学生たちの前向きな姿勢が外部に高く評価されたことがあります。
特に福岡大学は、大学全体や在学生から感じられる「躍動感」という項目で際立った支持を得ました。SNS上でも今回の結果に対して、「福大の活気は実際にキャンパスに行くとよくわかる」「勢いがある大学というイメージが定着してきた」といった好意的な反響が数多く見受けられます。一方、3位には熊本大学がランクインし、依然として国立大学のブランド力の強さも示す結果となりました。
私個人の見解としては、福岡大学の躍進は非常にポジティブな変化だと感じています。偏差値や研究成果といった硬派な指標だけでなく、学生の「人間力」やキャンパスの「熱量」がブランド価値として認められる時代が来ているからです。今の受験生にとっては、伝統だけでなく「自分たちがどう成長できるか」という躍動感こそが、大きな魅力として映るのではないでしょうか。
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