2025年大阪・関西万博が描く「いのち輝く」未来!橋爪紳也教授が語るSociety 5.0の衝撃と空間演出の極意

2019年11月22日、大阪府立大学の橋爪紳也特別教授は、目前に迫る「大阪・関西万博」への熱い想いを語ってくださいました。2015年に構想が始動したこの巨大プロジェクトですが、開催決定までの道のりは決して平坦なものではありませんでした。当初は会場や予算も白紙状態で、成熟社会の日本に万博は不要だという慎重論も根強く存在したのです。

橋爪教授は、1970年の万博をリスペクトしつつも、それとは全く異なる価値観を打ち出す必要があると訴え続けました。その情熱は政府や財界を動かし、2018年11月23日の開催決定の瞬間、会場は歓喜の渦に包まれたといいます。SNS上でも「大阪が再び世界を変える」「どんな未来が見られるのか楽しみ」といった期待の声が続々と寄せられています。

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サイバーと現実が融合するSociety 5.0の実験場

2025年4月13日から半年間にわたり、大阪湾の人工島「夢洲」で開催される万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。ここで目指されるのは、日本政府が提唱する「Society 5.0(ソサエティ5.0)」の先取りといえるでしょう。これは、仮想空間と現実空間を高度に融合させ、経済発展と社会課題の解決を両立する新たな社会の姿を指します。

会場には「空(くう)」と呼ばれる5つの広場が設置され、ドローンや自動運転が当たり前になった近未来のライフスタイルを体験できる仕組みが検討されています。私は、単なる技術展示に留まらず、私たちの「生き方」そのものをアップデートする装置として、この万博が機能すべきだと考えます。技術が人に寄り添う姿こそ、今私たちが最も目にしたい光景ではないでしょうか。

太陽の塔を超える?中心のない自由な会場設計

今回の会場構成には、従来の「ゾーン分け」という概念が存在しません。大小様々なパビリオンが亀の甲羅のように連結し、中心を持たない独自の景観を作り上げます。かつての「太陽の塔」がそうであったように、クリエイターたちが仮設建築ならではの自由な発想で競い合い、その中から自然と次代のシンボルが生まれてくることを橋爪教授は期待されています。

「万博はゴールではなくスタートである」という教授の言葉には、深い説得力が宿っています。2020年6月のBIE総会を経て、同年秋には基本計画が策定される予定ですが、主役はあくまで次の時代を担う子供たちや若者です。かつてのSFが現実になる瞬間を、大阪から世界へ発信していく。この挑戦が、日本のクリエイティブを再燃させる起爆剤になることは間違いありません。

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