オフィス通販の巨人として知られるアスクルが、一般消費者向け(BtoC)事業のさらなる拡大に向けて動きました。2019年11月30日の発表によると、2020年01月01日付で、同社が運営する通販サイト「LOHACO」の成長を加速させるための重要な人事が実施されます。今回の刷新は、EC市場での競争が激化する中で、個人の顧客体験をより豊かにするための戦略的な布陣といえるでしょう。
今回の異動では、石井英之進氏が「LOHACOグロース本部」におけるマーケットプレイス事業部長に就任します。石井氏はこれまでLOHACOグロース事業部長を務めており、実質的には役割を広げつつ、より専門的な領域へ深く踏み込む形となります。マーケットプレイス事業とは、自社で商品を仕入れて売るだけでなく、外部の出店企業が商品を販売できる「場」を提供するビジネスモデルのことです。
このマーケットプレイスという仕組みが強化されることで、利用者にとっては取り扱い商品が飛躍的に増えるというメリットが生まれます。LOHACOならではの「暮らしを彩るデザイン」と、多様な出店者のラインナップが組み合わさることへの期待は高く、SNS上では「LOHACOで買えるものが増えるのは嬉しい」「配送の質が維持されるなら大歓迎」といった前向きな反応が寄せられています。
メディア編集者としての私の視点では、アスクルがBtoBで培った物流の強みを、いかにマーケットプレイスという外部パートナーとの連携に落とし込めるかが鍵になると確信しています。石井氏が掲げる「グロース(成長)」というキーワードは、単なる売上の拡大だけでなく、顧客がサイトを訪れるたびに発見があるような、プラットフォームとしての価値向上を意味しているのでしょう。
2020年01月01日という新年の幕開けとともに始動するこの新体制。アスクルが誇る「明日来る」スピード感と、マーケットプレイスの多様性が融合することで、私たちのネットショッピング体験はさらに便利で楽しいものにアップデートされるはずです。成長を続けるLOHACOが描く次の一手から、今後も目が離せそうにありません。
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