今、私たちの食生活において「たんぱく質」の存在感が劇的に変化しています。かつてはアスリートや筋肉を鍛える男性が摂取するものというイメージが強かったプロテインですが、2019年現在は美容や健康を意識する幅広い層へと支持が広がっているのです。
SNSでも「プロテイン女子」という言葉が飛び交い、肌や髪のツヤを保つために欠かせない栄養素として大きな注目を集めています。単に空腹を満たすだけでなく、美しく健やかな体作りを目指す「新しい消費スタイル」が、今まさに定着しつつあるのでしょう。
表参道で話題!美意識の高い女性が注目する「パワープレート」
2019年11月7日、東京・渋谷の「ミスターファーマー表参道本店」では、美と健康をテーマにした新メニューのお披露目式が開催されました。招待された20代から40代のブロガーやライターたちは、色鮮やかな料理に次々とカメラを向けていました。
注目を集めたのは、たんぱく質を主役にした「パワープロテインプレート(チキン)」です。低脂質な鶏肉や豆類をふんだんに使い、おいしく効率的に栄養を摂取できる工夫が施されています。イベントに参加した女性からは「楽しみながら取れるのがいい」と喜びの声が上がりました。
同店では2014年から高たんぱくメニューを提供していましたが、最近ではトレーニングとは無縁な一般の女性客からの注文が急増しているそうです。たんぱく質が「筋肉の材料」から「美肌・美髪の源」として認識され始めたことが、このブームを後押ししています。
日常に溶け込む「ハイブリッド型」たんぱく質の進化
家庭での取り入れ方も進化を遂げています。自営業の中島真知子さんは、2019年11月18日現在の習慣として、大豆由来の植物性と乳由来の動物性を同時に摂取できる「大人のダブルたんぱく」を愛用しています。これは粉末状で、スープ等に混ぜて使うタイプです。
専門用語で解説すると、植物性は吸収が緩やかで腹持ちが良く、動物性は筋肉の合成に不可欠なアミノ酸を豊富に含みます。これらを同時に取ることで、それぞれの利点を効率よく引き出せるのです。味を邪魔しない工夫により、子供の食事にも使いやすい点が魅力ですね。
ラーメンもプロテイン仕様?広がる市場と今後の展望
意外な場所でもブームは起きています。千代田区の「ソラノイロ本店」では、2019年3月から「マッスルラーメン」を販売しています。麺にプロテインを練り込み、1杯で80グラムものたんぱく質を摂取できるという、驚きのメニューが登場しました。
当初はランナー向けを想定していましたが、実際には近隣で働く会社員の男女が日常的に注文しているといいます。富士経済の予測では、たんぱく補給食品の市場は2020年に2010年比で約3倍にまで急拡大する見込みであり、まさに勢いが止まりません。
私個人の意見としては、このブームは一過性の流行ではなく、現代人の栄養バランスを見直す良いきっかけだと感じています。もちろん過剰摂取による内臓への負担には注意が必要ですが、賢く美味しく取り入れる文化は、私たちの生活をより豊かにしてくれるでしょう。
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