2019年12月05日、投資家が熱い視線を送る第3四半期の決算数値が公開されました。今回注目が集まっているのは、洋菓子メーカーとして名高いモロゾフや、娯楽・不動産を牽引する東京楽天地といった個性豊かな顔ぶれです。企業の現状を映し出す鏡とも言える決算書には、売上高や経常利益といった数字が並び、それぞれの経営努力と市場の厳しさが如実に表れています。
まず、神戸の伝統を誇るモロゾフ(証券コード:2217)の状況を見ていきましょう。2019年2月から10月までの累計期間において、売上高は187億円と前年同期の188億円から微減し、利益面では2600万円の損失を計上しています。経常利益とは、企業が本業以外も含めて経常的に稼ぎ出す力の指標ですが、前年の5億6500万円から7500万円へと大幅に落ち込む形となりました。
SNSでは「モロゾフの赤字は意外だけど、ギフト需要の変化かな」といった驚きの声や、「株主優待があるから応援し続けたい」という根強いファンの投稿が散見されます。消費者の嗜好が多様化する中で、伝統ブランドがいかに次の一手を打つのかが鍵を握るでしょう。私自身の見解としても、季節商材への依存から脱却し、日常的な顧客接点をどう強化するかが今後の株価を左右すると考えています。
成長を加速させる東京楽天地の躍進と安定の不二電機工業
一方、非常に明るいニュースを届けたのが東京楽天地(証券コード:8442)です。2019年2月から10月までの売上高は82億円と、前年の70億円から大きく伸長しました。注目すべきは1株あたりの利益である「1株益」で、前年の62.0円から158.3円へと驚異的なジャンプアップを遂げています。映画興行や不動産賃貸が好調に推移している様子が、この数字から強く伝わってきます。
ネット上の投資家コミュニティでは「楽天地の伸びが凄まじい」「ポートフォリオに入れておいて正解だった」といった歓喜の声が上がっており、市場の期待感は最高潮に達しているようです。ここで言う1株益とは、企業の稼ぎを株主の持ち分に換算したもので、投資判断において最も重視される項目の一つです。こうした堅実な成長は、中長期的な株価の支えになる可能性が高いでしょう。
最後に、電力機器のスペシャリストである不二電機工業(証券コード:6654)は、非常に安定した推移を見せています。売上高は28億円、利益は2億500万円と前年比でほぼ横ばいを維持しました。派手さこそありませんが、インフラを支える企業ならではの堅実さが光ります。景気変動に左右されにくい「ディフェンシブな魅力」が、慎重派の投資家から一定の評価を得ている様子が伺えます。
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