日本のエネルギーインフラを支えるITのスペシャリスト集団、日立システムズパワーサービスにて、組織の機動力を高める重要な人事異動が決定しました。2019年11月14日に発表された情報によりますと、2019年12月1日付で、営業・マーケティング部門の中核を担う新たな体制へと移行します。
今回の人事で注目すべきは、長谷川博史氏の登用です。長谷川氏は、営業・マーケティング統括本部における「社会ソリューション営業本部」の主管という重責を担いながら、「クラウドソリューション営業」の要職を兼務することになりました。現場の最前線で指揮を執るリーダーの決定に、業界内でも期待が高まっています。
ここで「ソリューション」という言葉を整理しておきましょう。これは顧客が抱える課題をIT技術やサービスで解決することを指します。特に今回、長谷川氏が兼任する「クラウドソリューション」は、インターネット経由で計算資源やソフトウェアを提供する仕組みを導入し、企業の効率化を助ける極めて重要なビジネス領域といえるでしょう。
インフラDXの加速とSNSでの反応
SNS上では、電力系IT企業の人事に対して「DX(デジタルトランスフォーメーション)の波が本格化してきた」「インフラを支えるクラウド戦略の重要性が増している」といった感度の高いビジネスマンからの声が上がっています。電力業界のデジタル化は、私たちの生活の質に直結するだけに、その関心は非常に高いようです。
筆者の視点から申し上げますと、今回の兼務体制は、社会課題の解決と技術的なクラウド提案をより密接に結びつけようとする同社の強い意志を感じます。縦割り組織の壁を取り払い、一人のリーダーが多角的な視点で営業戦略を統括することは、変化の激しい現代において非常に理にかなった戦略だと評価できるのではないでしょうか。
単なる役職の変更に留まらず、この人事が日立システムズパワーサービスの展開する社会インフラビジネスにどのような相乗効果をもたらすのか。2019年12月1日からの新体制始動によって、エネルギー分野におけるIT活用のスピード感がさらに加速していくことは間違いないでしょう。
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