石川県金沢市の中心部に、思わず足を止めたくなるような香ばしい香りが漂い始めました。洋菓子製造を手掛けるレグレットは、2019年11月14日に、そば粉を主役にしたクレープ「ガレット」を楽しめる待望のカフェをオープンさせます。
この新店舗をプロデュースするのは、世界を舞台に活躍するトップパティシエの辻口博啓氏です。氏のこだわりが詰まったメニューは、単なるスイーツの枠を超え、地元の美食を凝縮したようなラインナップが揃っている点に注目が集まっています。
ネット上でも早くも話題となっており、「あの辻口シェフのガレットなら間違いない」「金沢観光の新しい定番になりそう」といった期待の声が続々と寄せられました。SNSではオープン前から、その洗練されたビジュアルへの関心が高まっています。
伝統と革新が融合する「モチモチ・パリパリ」の魔法
新店舗「カフェ ドゥ アッシュ」が提案する最大の魅力は、石川県産の米粉を隠し味に加えた特製のガレット生地にあります。ガレットとは、フランスのブルターニュ地方で愛される、そば粉を使った平たく焼いた料理を指す言葉です。
通常はそば粉のみで焼かれることが多いガレットですが、こちらでは米粉を絶妙な配合で混ぜることで、外側は驚くほどパリパリ、内側は驚くほどモチモチとした、これまでにない二つの食感を同時に実現させているのが大きな特徴でしょう。
気になるお品書きには、新鮮な生ハムや彩り豊かな野菜を贅沢に巻き込んだ本格的な一皿など、全8種類が用意されました。価格帯も500円から850円とリーズナブルに設定されており、ランチや軽食としても気軽に楽しめます。
さらに、金沢市産の芳醇なハチミツや、能登半島・珠洲市の豊かな海から生まれた天然塩を使用したオリジナルドリンクも提供されます。地元の素材を愛する辻口氏らしい、地域への深いリスペクトが感じられるメニュー構成ですね。
未来の巨匠を育てる学びの場としての新たな試み
また、このカフェにはもう一つの重要な役割が与えられています。実は、辻口氏が学校長を務める「スーパースイーツ製菓専門学校」の生徒たちが、実際の現場で働きながら技術を磨く「教育研修の場」としても機能するのです。
プロのパティシエと同じ環境で、接客や調理を肌で感じることは、学生にとってかけがえのない財産になるでしょう。編集者としての私の視点では、こうした育成モデルが金沢の食文化をさらに底上げしていくと確信しています。
地元の常連客はもちろんのこと、急増する訪日外国人観光客にとっても、日本独自の食のエッセンスが加わったフランス料理は魅力的に映るはずです。2019年11月14日、金沢の街に新しい「美味しい」の形が刻まれました。
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