【新業態】お花×フィットネスで心身を彩る!ジャパン・フラワー・コーポレーションが仕掛ける「健康美」の拠点とは

富山県射水市に本社を置くジャパン・フラワー・コーポレーション(JFC)が、これまでの生花店の枠を超えた驚きの新事業に乗り出します。2019年12月06日、同社は生花販売とフィットネス、さらにはカルチャースクールを融合させた全く新しい複合型事業を開始すると発表しました。お花に囲まれた空間で体を動かすという、これまでにない斬新な試みに、SNS上では「花の香りに包まれて運動できるなんて贅沢」「新しいコミュニティの形になりそう」といった期待の声が早くも寄せられています。

このプロジェクトの第一歩として、2020年春には富山市や金沢市を含む北陸3県で、一挙に7店舗の新業態店がオープンする予定です。JFCはこれまで北陸や大阪で30箇所のフラワースクールを運営してきましたが、本格的なフィットネス事業への参入は今回が初めての挑戦となります。背景にあるのは、2017年の国内花き産出額が20年前から約25パーセントも減少しているという厳しい市場環境です。市場の縮小という逆風を、多角化戦略という攻めの姿勢で突破しようとしているのでしょう。

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無理なく続く!独自の健康プログラムと多彩な教養講座

新店舗の大きな特徴は、115から165平方メートルの開放的な空間で提供される、バリエーション豊かなプログラムにあります。1回45分のレッスンが1日5コマ用意されており、月額1万円(税別)を支払えば予約不要で何度でも通えるという、利便性の高いシステムが導入される見込みです。月間の全100コマのうち、4割をフィットネス、6割を教養講座が占める構成となっており、参加者の知的好奇心と身体的な健康の両面をサポートする仕組みが整っています。

フィットネスの内容も、中高年層に配慮した設計がなされています。専門家と共同開発されたプログラムでは、大掛かりなマシンを使わずにイスやトレーニング用のゴムを活用するため、運動が苦手な方でも安心して参加できるでしょう。特別な器具に頼らない手法は、そのまま家庭での習慣化にも繋がり、持続的な健康維持に役立ちます。こうした「介護予防」を見据えた取り組みは、自治体からも高い関心を集める可能性を秘めており、将来的な官民連携の広がりにも期待が膨らみます。

教養講座の充実ぶりも見逃せません。外部講師を招いた本格的なフラワーアレンジメントや英会話に加え、参加者自身が趣味について語る双方向型の講演会も計画されています。単に知識を得る場所ではなく、参加者同士が深く繋がり、地域に新たなコミュニティを形成することを目指している点が非常に現代的です。孤独を解消し、認知症予防にも寄与するという松村吉章社長のビジョンには、企業としての強い社会的責任感を感じずにはいられません。

「1日1本の花」が結ぶ、ミドルシニア世代との新しい関係性

今回の新事業における最もユニークな特典は、利用者に「1日1本のお花」をプレゼントするという試みです。40代以上のミドルシニア層をターゲットに定めたこの戦略は、お花を購入する主要な顧客層と合致しています。2019年10月の消費増税以降、家計の引き締めにより花の販売は苦戦を強いられていますが、まずは店舗に足を運んでもらい、花のある暮らしの豊かさを再認識してもらうことで、本業である生花販売への相乗効果を狙っているのでしょう。

JFCは、2019年6月期の売上高約30億円を、この新業態を武器に2025年6月期には50億円まで引き上げるという野心的な目標を掲げています。北陸から始まり、将来的にはフランチャイズ展開による全国制覇も見据えたこの挑戦は、成熟した花き市場における「逆転の処方箋」になるかもしれません。心身の健康と花のある彩り豊かな生活を同時に提供するこの拠点は、地域住民にとってかけがえのないサードプレイス(自宅でも職場でもない第3の場所)へと成長していくことでしょう。

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