トヨタも惚れた!キャッシュレスの先駆者「オリガミ」が仕掛ける金融開放の衝撃

日本のキャッシュレス業界を力強く牽引してきた2012年創業の「オリガミ(Origami)」が、いま大きな転換期を迎えています。これまで同社は、街の小さなお店や消費者の日常に寄り添う決済手段として浸透を図ってきましたが、その視線は現在、巨大なパートナー企業との提携へと向けられているのです。

その象徴的な事例として注目を集めているのが、2019年11月19日に発表されたトヨタ自動車の決済アプリ「トヨタウォレット(TOYOTA Wallet)」です。このアプリの核となるクレジットカード連動型の後払いシステムを、実はオリガミが技術提供という形で全面的に支えていることは、業界内でも大きな驚きを持って迎えられました。

SNS上では「あのトヨタがオリガミと組むなんて胸熱」「スマホ決済の勢力図が塗り替わる予感がする」といった声が相次いでいます。利便性を追求するユーザーと、信頼を重んじる大企業のニーズが、オリガミの技術という接点で見事に融合した結果といえるでしょう。

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「フィンテック」の裏方として描く新戦略

オリガミが推進しているのは、自社の決済技術を外部の企業へ提供する「プラットフォーム開放」という戦略です。いわゆる「フィンテック(ITを駆使した革新的な金融サービス)」の仕組みを自社でゼロから構築するのは困難ですが、オリガミの技術を使えば、どんな企業でも独自の決済機能を導入することが可能になります。

2019年9月にはこの技術を企業向けに無料で開放する方針を打ち出し、すでに吉野家やピーチ・アビエーションといった名だたる14社が採用を決定しています。これは、単なる「支払い手段」の提供を超え、企業が自前で顧客データを蓄積・分析できる環境を整えるという、極めて戦略的なアプローチなのです。

ネット上では「決済の民主化だ」「手数料ビジネスの先を見据えている」と評価する専門家も少なくありません。消耗戦が続く国内のポイント還元合戦から一線を画し、技術提供による手数料やクーポン配信による収益を柱に据える同社の姿勢からは、強い覚悟と自信が感じられます。

さらに、2020年中には海外での利用も視野に入れているとのことです。中国企業との強力なパートナーシップにより、国境を越えてオリガミの技術が羽ばたく日はすぐそこまで来ています。私は、こうした「インフラの裏方」としての成功こそが、日本のスタートアップが世界で勝つための最適解ではないかと確信しています。

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