ソフトウェア開発の第一線を走るジャストシステムが、同社の人気通信教育サービス「スマイルゼミ」を2020年4月に全面リニューアルすると発表しました。2019年12月18日現在の発表によると、2012年の開講以来、これほど大規模な刷新が行われるのは今回が初めてのことだそうです。
今回のリニューアルにおける最大の目玉は、小学生コースの全会員を対象とした「学力診断テスト」の導入でしょう。このテストは追加料金なしで年に3回実施され、国語と算数の2科目において、お子さまが今どの程度の力を備えているのかを、保護者が客観的に把握できる仕組みとなっています。
ここで注目したいのが、最先端のAI(人工知能)技術の活用です。AIとは、人間の知的な判断をコンピュータで再現する技術を指しますが、本サービスでは解答後すぐに自動採点を行い、その結果に基づいた最適な復習問題を提示してくれます。苦手をそのままにせず、即座に定着を図るスピード感は圧巻ですね。
新学習指導要領を見据えた英語教育の「劇的強化」
2020年からの小学校英語必修化を目前に控え、英語教材も驚きの進化を遂げています。これまでの「聞く・読む・書く」に加えて、特に日本人が苦手としがちな「話す」分野に特化したプログラムが用意されました。学校の授業で戸惑わないための、心強い味方になってくれるに違いありません。
特筆すべきは、小学5年生から6年生が使用する全7種類の教科書に準拠している点です。これにより、学校で習う約600個から700個もの英単語を効率よく学べるようになります。教科書の内容と連動しているからこそ、お子さまも自信を持って授業に臨めるようになるのではないでしょうか。
SNS上では「タブレット一台でここまでカバーできるのは助かる」「AIが個別にフォローしてくれるなら、親が横につきっきりにならなくて済む」といった期待の声が早くも寄せられています。忙しい現代の家庭にとって、個別指導塾のような手厚さを自宅で再現できる点は非常に魅力的です。
思考力を磨き上げる「発展クラス」の充実
さらに、より高い学力を目指すお子さま向けに「発展クラス」の教材も大幅に強化されました。文部科学省が掲げる「思考力」や「判断力」の育成を重視し、教科書の枠を超えた複雑な図形問題や長文読解に挑戦できる内容となっています。これは単なる暗記教育からの脱却を意味しています。
難解な問題に直面しても、一人で解決できる工夫が随所に凝らされています。解説動画にはヒントが隠されており、解答を間違えた際も、途中で理解度を確かめる質問が差し込まれます。一方的に正解を教えるのではなく、自分で考えるプロセスを大切にする姿勢には、教育の未来を感じずにはいられません。
少子化の影響で一人あたりにかける教育費が増加する中、通信教育は大きな変革期を迎えています。個別の理解度に合わせて教材が変化する「アダプティブ・ラーニング」の普及は、これからのスタンダードになるでしょう。スマイルゼミの挑戦は、私たちの学びの形をより豊かに変えてくれるはずです。
コメント