世界遺産・姫路城が輝きを取り戻す!自衛隊と市民が力を合わせる伝統の「すす払い」に密着

2019年12月18日、兵庫県姫路市が誇る世界文化遺産・姫路城にて、新年の到来を前にした恒例行事「すす払い」が実施されました。冬の澄んだ空気の中、市民ボランティアや陸上自衛隊姫路駐屯地の隊員ら約1000人が集結し、1年間の感謝を込めて城壁や屋根の汚れを丁寧に落としていきます。

この行事の最大の見どころは、高さのある石垣や白壁に挑む自衛隊員たちの勇姿でしょう。彼らは命綱をしっかりと装着し、訓練で培った機敏な動きを活かして、手の届きにくい場所にある塵や埃を鮮やかに払っていきます。その光景はまさに圧巻で、訪れた見学客からも驚きの声が上がっていました。

ここで言う「すす払い」とは、単なる大掃除を指す言葉ではありません。もともとは平安時代から続く伝統行事で、一年の汚れを清めることで、新年を司る「歳神様」を清浄な状態でお迎えするための神聖な儀式としての意味も含まれています。お城全体が浄化されていく様子は、見ている側まで背筋が伸びる思いです。

陸上自衛隊によるこの協力体制は1975年から続いており、今年で実に44回目を数えました。本来は特殊な地形での移動訓練の一環として行われていますが、地域貢献と実戦的な訓練を両立させる素晴らしい取り組みと言えるでしょう。2012年からは市民も積極的に加わり、場内のゴミ拾いなどを通じてお城を支えています。

SNS上では「自衛隊の方々の身のこなしが凄すぎる」「白鷺城が本来の輝きを取り戻していく姿に感動した」といった声が次々と寄せられています。地域住民と自衛隊が手を取り合い、一丸となって宝物を守る姿は、SNS映えする美しさと共に、日本の絆の強さを改めて再確認させてくれる素敵なエピソードですね。

私個人の意見としては、このように市民が世界遺産に直接触れ、自分たちの手で美しさを維持する機会があることは非常に意義深いと感じます。単に眺めるだけの存在ではなく、汗を流して清掃に関わることで、郷土愛や文化財を次世代へ繋ぐという当事者意識がより一層深まるはずだからです。

作業が進むにつれて、冬の陽光を反射した白壁は「白鷺城」の異名にふさわしい、神々しいまでの白さを取り戻しました。美しく整えられた姫路城は、2020年という新たな節目を迎える準備が万全に整ったようです。新年の幕開けとともに、この輝くお城を訪れる人々には、きっと多くの福が訪れることでしょう。

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