【IR誘致】河村市長がナガシマスパーランドを猛プッシュ!中部圏のカジノ構想と名古屋港の行方は?

2019年12月23日、名古屋市の河村たかし市長が定例記者会見に臨み、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致について熱く持論を展開しました。IRとは、カジノのほかにホテルや国際会議場、ショッピングモールなどが一体となった複合施設のことです。河村市長は、三重県桑名市にある人気レジャー施設「ナガシマスパーランド」を絶好の候補地として挙げ、もし現地が正式に名乗りを上げるならば、全力で支援する意向を表明しています。

かつて2018年にも河村市長はナガシマへの誘致構想を口にしましたが、当時は三重県側から「こちらに誘致の意思はない」と厳重な抗議を受ける一幕もありました。今回の発言は、そうした経緯を汲みつつも、中京圏全体の活性化を考えればナガシマこそが「最適地」であるという確信に基づいているのでしょう。自治体の枠を超えた大胆な提案には、行政のリーダーとしての並々ならぬ熱量が感じられます。

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中部国際空港島の課題と名古屋港の現在地

一方で、愛知県が進めている中部国際空港島(常滑市)への誘致については、河村市長から厳しい見解が示されました。約1年前、複数のIR事業者から「交通アクセスの面で課題がある」との指摘を受けていた事実を明かしたのです。どれほど素晴らしい施設を作っても、国内外からの顧客がスムーズに足を運べなければビジネスとして成立しません。事業者が利益を優先するのは当然であり、アクセスの壁は極めて現実的な問題として立ちはだかっているようです。

SNS上では「ナガシマならインフラが整っていて納得」「三重県の返答が気になる」といった期待の声が上がる一方で、「名古屋市としての独自案はどうなったのか」という鋭い指摘も散見されます。実は名古屋市も、金城ふ頭を中心とした名古屋港周辺への誘致を模索してきました。しかし、現在は名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)の再整備計画との調整が難航しており、明確な道筋が見えてこないというもどかしい状況にあります。

私は、IR誘致には「地域全体の連携」が不可欠だと考えます。河村市長のように、自分の自治体という狭い枠組みにとらわれず、経済圏全体で最適な場所を探る視点は非常に合理的です。たとえ場所が三重県であっても、近隣の名古屋市に経済波及効果が及ぶのであれば、協力体制を築くべきでしょう。観光立国を目指す日本において、中京圏がどのような「おもてなしの拠点」を作り上げるのか、今後の各自治体の動向から目が離せません。

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