年末年始の食卓は「ブリ」が主役!天然・養殖ともに豊漁で驚きの安値を記録中

2019年もいよいよ押し迫り、お正月の準備に活気付く時期がやってきました。今シーズンの冬の味覚を象徴するニュースといえば、なんといっても「ブリ」の大豊作でしょう。例年であれば冬の高級魚として崇められる存在ですが、2019年12月中旬以降、日本海側を中心に驚異的な水揚げが続いており、食卓の強い味方となってくれそうです。

東京の台所である豊洲市場では、2019年12月25日の卸値が1キロあたり700円前後を記録しました。これは前週や前年同期と比較しても3割ほど安い水準で、市場関係者も驚きを隠せません。丸々と太った10キロ超えの天然物は、通常ならキロあたり1,500円から2,000円は下らない逸品ですが、現在は非常にお求めやすい価格で流通しています。

SNS上でも「スーパーのブリが信じられないくらい安い!」「今夜は贅沢にブリしゃぶパーティーに決まり」といった歓喜の声が相次いでいます。特にお刺身用の柵が手頃な価格で並んでいる光景に、多くの消費者が熱い視線を送っているようです。寒さが本格化するなか、脂の乗った旬の魚が安く手に入るのは、主婦や料理好きにとって最高のご褒美と言えるでしょう。

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産地直送の活気と養殖ブリの安定供給

漁獲の背景を探ると、鳥取県の境港では100トンを超える大量水揚げが数日間継続しています。また、品質管理の徹底で知られる新潟県佐渡島などの名産地からも安定して入荷しており、2019年の年末商材においてまさに「主役」の座を射止めました。12月前半こそ低調でしたが、中旬から日本海や三陸沖で大型の個体が一気に獲れ始めたことが、この活況を支えています。

「ブリ」という名前は、脂が乗った様子を表す「あぶら」が転じたものや、身が「フリフリ」しているからなど諸説ありますが、まさに今がその脂の乗り切った旬の時期です。近年は海水温の上昇により、これまでは漁獲が少なかった北海道や東北エリアでも水揚げが見られるようになるなど、生態系や漁場にも変化が訪れている点は非常に興味深い現象だと言えます。

さらに、西日本を中心に盛んな養殖ブリも生育が順調です。今年は稚魚が豊富に確保できたことに加え、魚が病気などで死んでしまう「へい死(へいし)」が少なかったため、出荷数は昨年を大きく上回っています。供給が潤沢すぎるあまり、生産者からは採算を心配する声が漏れるほどですが、消費者にとっては天然・養殖のどちらも選べる贅沢な年末となりました。

東日本ではサケ、西日本ではブリを正月に食べる「年取り魚(としとりざかな)」と呼ぶ文化がありますが、2019年は全国的にブリが食卓を彩ることになりそうです。出世魚として縁起が良いだけでなく、DHAやEPAも豊富なこの魚を、照り焼きや塩焼き、そして贅沢なしゃぶしゃぶで堪能し、来るべき新しい一年を健やかに迎えたいものですね。

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