茨城県は2019年12月26日、小美玉市に位置する茨城空港と中国の南京禄口国際空港を繋ぐ、新たな連続チャーター便の運航が決定したと発表しました。今回の路線を担うのは、急成長を続ける中国の青島航空です。茨城と南京を直接結ぶ空の便は今回が初めての試みであり、地域活性化の起爆剤として大きな期待が寄せられています。
運航開始日は2020年1月2日からとなっており、毎週木曜日と日曜日の週2往復体制で空を飛びます。これは特定の期間に繰り返し運航される「連続チャーター便」という形態で、定期便に近い利便性を備えているのが特徴です。茨城空港にとっては、既存のネットワークをさらに強固にする絶好のチャンスと言えるのではないでしょうか。
インバウンド需要の核心を突く!青島航空の攻めの姿勢
この新路線は、主に中国からの訪日観光客、いわゆるインバウンド需要をメインターゲットに据えています。販売を担うのは、中国の大手旅行会社である上海不夜城国際旅行社です。現地での強力な集客力を背景に、日本の玄関口として茨城が選ばれたことは、都心へのアクセスの良さと観光資源の豊かさが評価された証と言えます。
SNS上では、航空ファンから「茨城空港の中国路線がますます充実して面白いことになってきた」「南京からの観光客で県内が賑わうのが楽しみだ」といった、歓迎の声が数多く上がっています。地方空港が生き残るための戦略として、特定の海外都市と深いパイプを築く手法は、非常に現代的で理にかなった選択だと感じます。
実は青島航空による日本への攻勢は、これだけにとどまりません。同社は2019年11月に日本初上陸となる長春線を、さらに12月には福州線を開設したばかりです。短期間にこれほど集中して茨城への路線を拡大するスピード感には驚かされますが、これは茨城空港が中国市場において重要な拠点として認識されている何よりの証拠でしょう。
南京は「六朝古都」と呼ばれる歴史深い都市であり、経済発展も目覚ましい地域です。そこからの旅行者が茨城の自然や食に触れることで、新たな経済効果が生まれることは間違いありません。私個人としては、この流れを一時的なブームで終わらせず、双方向の文化交流や定期便化へ繋げるための継続的な支援を期待しています。
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