茨城県の空の玄関口である茨城空港が、また一歩、世界との距離を縮めました。2019年11月25日、中国の古都として知られる西安と茨城を結ぶ待望の定期便が新たに就航したのです。今回の路線を運営するのは、リーズナブルな価格設定で知られる格安航空会社(LCC)の春秋航空で、火曜日・木曜日・土曜日・日曜日の週4往復体制で空の旅を支えます。
西安といえば、かつての長安として栄え、兵馬俑などの歴史的遺産が数多く残るシルクロードの出発点です。SNS上では、この新規就航に対して「成田まで行かずに中国の歴史ロマンに触れられるのは嬉しい」「茨城空港の利便性がさらに向上した」といった期待の声が続々と上がっています。北関東エリアにお住まいの方にとって、海外旅行の選択肢がより身近なものへと変化しているようです。
ダイヤの詳細と利用しやすいスケジュール
気になるフライトスケジュールを確認してみましょう。西安を午前7時05分に出発した便は、正午を過ぎた午後0時15分に茨城空港へ到着します。折り返しとなる復路は、午後1時15分に茨城を立ち、同日の午後5時30分には西安の地に降り立つ計画です。使用される機体は186席すべてがエコノミークラスとなっており、無駄を省いたスマートな旅を好む層には最適でしょう。
LCC、すなわち「ロー・コスト・キャリア」とは、効率化を徹底することで運賃を低く抑えた航空会社の総称です。今回のような直行便の誕生は、移動コストを抑えつつ現地での観光や食事に予算を回したい賢い旅行者にとって、非常に魅力的な選択肢となります。県内の経済活性化はもちろん、訪日外国人観光客の誘致にも大きな期待がかかるところです。
国際路線の再編と今後の展望
西安便のスタートに伴い、これまで週6往復だった上海便が月曜日・金曜日・土曜日・日曜日の週4往復に変更されるなど、路線の最適化が進められています。現在、茨城空港ではタイガーエア台湾による台北便も好調に稼働していますが、一方で2019年9月14日からは日韓情勢の影響によりソウル便が運休となるなど、国際情勢の波を肌で感じる局面も少なくありません。
編集者の視点から言えば、こうした情勢の変化があるからこそ、中国内陸部という新たな市場を開拓した茨城県の戦略は非常に先見性があると感じます。政治的な風に左右されず、民間レベルでの文化交流や観光が盛んになることは、地域経済を支える大きな柱になるはずです。古都・西安の美しい景色やグルメを、ぜひ茨城から体験しに出かけてみてはいかがでしょうか。
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