アダストリアが2020年2月期の大幅上方修正を発表!値引き抑制と「グローバルワーク」好調で純利益67%増へ

カジュアルファッション業界の雄、アダストリアが驚異的な成長を見せています。同社は2019年12月27日、2020年2月期の連結純利益が前期と比較して67%も跳ね上がる65億円になる見通しを公表しました。当初掲げていた60億円という目標を大きく上回る今回の修正は、投資家やファンの間で大きな話題を呼んでいます。

SNS上では「最近のローリーズファーム、定価でも欲しくなるデザインが多い」「セールを待たずに買う価値があるブランドになった」といった声が目立ちます。安売りを前提としないブランド価値の再構築が、着実に消費者の心に届いている証拠と言えるでしょう。

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高収益体質への転換を支える「粗利率」の秘密

今回の好決算を牽引した最大の要因は、値引き販売を戦略的に抑えたことにあります。これによって、売上高から原価を差し引いた利益の割合を示す「粗利率(売上総利益率)」が劇的に改善しました。アパレル業界では売れ残りを懸念した過度なセールが常態化しがちですが、同社は商品の魅力を高めることで、正価で販売する力を取り戻したのです。

具体的には、営業利益も従来予想から20億円上積みされ、前期比67%増の120億円に達する見込みです。一方で、2020年2月期の売上高は2230億円と、当初の計画より20億円下方修正されています。これは中国市場における不採算店舗の閉鎖といった「選択と集中」による痛みを伴う改革の結果であり、目先の数字よりも質を重視する経営姿勢が伺えます。

主力ブランドである「グローバルワーク」や「ローリーズファーム」は、トレンドを適確に捉えた商品展開で快進撃を続けています。私自身の見解としても、単なる規模拡大を追うのではなく、ブランドの独自性を守りながら利益を確保するこの手法は、持続可能なアパレル経営の理想的なモデルケースだと確信しています。

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