一生に一度の晴れ舞台で、自分らしさを最大限に表現したいと願うカップルが増えています。そんな中、繊維の街として名高い岡山県倉敷市から、これまでの常識を覆すような革新的なウエディングスタイルが誕生しました。結婚式のプロデュースを専門とする「サムシングフォー」が、地元が誇るジーンズ製造の名門「ジャパンブルー」と手を取り合い、デニム生地を大胆に取り入れたウエディングドレスを完成させたのです。
2019年11月下旬からレンタルが開始されたこのドレスは、地元の感性豊かな学生たちがデザインを担当しました。ラインナップは2種類用意されており、1つ目は清純な白をベースに、スカートや背面のデコレーションフラワー(花の装飾)へアクセントとしてデニムを配したモデルです。もう一方は、ドレス全面に鮮やかなブルーのデニムを用いた意欲作で、何層にも重ねられたフリルが華やかで立体的なシルエットを描き出しています。
「シン・デニム」が実現する驚きの軽さとフォーマル感
「デニムのドレスは重くて動きにくいのでは?」と心配される方もいるかもしれませんが、その点は最新の技術が解決しています。素材には、ジャパンブルーが開発した次世代素材「シン・デニム(SHIN-DENIM)」が採用されました。これは綿にポリエステルを絶妙な配合で混紡したもので、従来のデニムと比較して驚くほど軽量に作られています。そのため、長時間の披露宴でも新婦の負担にならず、軽やかな足取りを支えてくれるでしょう。
さらに、このシン・デニムには特筆すべき「色落ちしにくい」という特性があります。一般的なジーンズは、摩擦や水濡れによって色が移る「色移り」が課題ですが、独自の染色技術によりその懸念を払拭しました。美しい光沢を放つ生地感は、カジュアルになりすぎず、結婚式にふさわしい気品あるフォーマルな雰囲気をしっかりと演出しています。この洗練された質感には、SNSでも「新しすぎる!」「地元愛が詰まっていて素敵」と大きな期待が寄せられました。
気になるレンタル価格は、ドレスが各220,000円、また2019年9月から先行して展開されている男性用のデニムタキシードは110,000円となっています。ジーンズの聖地・倉敷だからこそ実現した、スタイリッシュで遊び心あふれるコーディネートは、ゲストの記憶に深く刻まれるに違いありません。伝統を重んじつつも、自由な発想で楽しむウエディングの形が、ここからさらに広がっていくことを確信しています。
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