2019年12月13日、アイザワ証券(藍沢証券)は組織のさらなる強化を目指し、重要な人事異動を発表しました。今回の人事では、常務執行役員であり、最高マーケティング責任者を意味するCMOを務める大石敦氏が、新たに引受部の担当を兼務することとなりました。
ここで注目したい「CMO」という役職は、企業のマーケティング戦略を統括する非常に重要なポジションです。単なる宣伝活動にとどまらず、市場のニーズを分析して顧客にどのような価値を提供するかを決定する、いわば企業の成長を左右する司令塔といえるでしょう。
さらに、今回大石氏が担当する「引受部」とは、企業が株式を新規公開するIPO(新規株式公開)や、債券を発行して資金を調達する際に、その販売や手続きをサポートする部署のことです。証券会社にとっては、企業の成長を直接支える花形の部門として知られています。
SNSなどのネット上では、この人事に対して「マーケティングのプロが引受部門に加わることで、中堅・中小企業の資金調達がより戦略的になるのではないか」といった、期待を込めた好意的な反応が数多く寄せられているようです。
私自身の見解としては、アイザワ証券が掲げる「より豊かな生活を顧客に提供する」という方針が、今回の人事にも色濃く反映されていると感じます。CMOの知見を引受業務に融合させることで、従来の枠にとらわれない新しい企業支援の形が期待できるでしょう。
2019年12月16日現在、証券業界は激しい競争の中にありますが、マーケティングの視点を取り入れた組織改革は、投資家にとっても企業にとっても大きなメリットをもたらすはずです。今後のアイザワ証券の動向から、ますます目が離せません。
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