広島県尾道市と愛媛県今治市を繋ぐ、海に浮かぶ道「しまなみ海道」がさらなる進化を遂げようとしています。2019年12月18日、尾道市内において、このエリアの周遊観光をより魅力的にするためのワークショップが開催されました。
この会合には、国や地方自治体、観光協会、さらには民間の事業者が垣根を越えて集結しました。インバウンドと呼ばれる訪日外国人客を惹きつけるため、しまなみ特有のサイクリングの楽しみ方について、熱のこもった議論が展開されています。
SNS上では「しまなみは景色が最高だけど、もっと遊びの幅が広がってほしい」といった期待の声が多く見られます。今回の会議では、そんなファンの願いを具現化するような斬新なアイデアが次々と飛び出しました。
電動自転車と独自性が鍵を握る!しまなみ流の楽しみ方
出席者からは、E-BIKE(イーバイク)を活用する案が提示されました。これは電動アシスト機能を持つスポーツサイクルを指し、これなら体力に自信のない若い女性でも、1日で全行程を往復できる可能性が広がります。
また、カヌーなどのマリンアクティビティは南国リゾートと競うのではなく、ここにある「巨大な橋」という唯一無二の造形美を売りにすべきだという、鋭い意見も上がりました。まさにしまなみ独自の強みに焦点を当てる戦略です。
さらに、赤穂根島(あかほねじま)といった無人島を巡るサイクリングという、冒険心をくすぐる体験メニューも提案されました。日常を忘れて非日常に浸りたい旅行者のニーズを、見事に捉えているといえるでしょう。
利便性の向上策も具体的に話し合われ、スタンプラリーのスマホ画面に船の時刻表を連動させるなど、デジタル活用への期待も膨らみます。こうした地道な改善が、旅の満足度を底上げするのは間違いありません。
編集者としての私見ですが、しまなみ海道は単なる移動手段ではなく、島々の生活文化に触れる「物語」そのものです。無人島やハイテク自転車を組み合わせることで、世界中の人々が驚くような体験が生まれることを期待しています。
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