鳥取県日野町の「JK(地元改革)課」が熱い!高校生が仕掛けるeスポーツ大会が過疎の町を救う起爆剤に!?

豊かな自然に囲まれた農林業の街、鳥取県日野町がいま、これまでにない熱気に包まれています。人口約3000人のこの町では、少子高齢化や都市部への人口流出が深刻な課題となっており、過去10年間で人口が約8割にまで減少してしまいました。そんな過疎化に悩む地域を救うべく立ち上がったのが、地元の高校生ボランティアサークル「日野町地元改革課」、通称「JK(地元改革)課」です。若きエネルギーが、町に新たな風を吹き込んでいます。

このユニークな組織は、地元改革と女子高生の略称を掛け合わせて、2017年11月に町の教育委員会によって発足されました。実際のメンバーは女子生徒だけではなく、地域の未来を憂う男子生徒も快く受け入れています。これまでに総勢21人の高校生が参加し、それぞれが自由な発想でまちづくりに貢献してきました。事務局の担当者も、高校生たちの斬新なアイデアがもたらす地域への波及効果に、確かな手応えを感じているようです。

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ゲームの力で地域を元気に!高校生が自ら企画したeスポーツ大会が大盛況

そんなJK課が仕掛けた一大イベントが、2019年11月中旬に町内の複合施設で開催されました。それは、エレクトロニック・スポーツの略称であり、コンピューターゲームの腕前を競い合う新時代の競技「eスポーツ」の大会です。この先進的なイベントを企画したのは、日野高校2年生の白川海斗さん(17歳)でした。彼は町役場での職場体験をきっかけに、自身の趣味であるゲームを活かして地元を盛り上げられないかと考えたのです。

白川さんは同級生をJK課に誘い、手探りながらも懸命に準備を進めてきました。大会当日は、人気格闘ゲーム「ストリートファイター」の臨場感あふれるプレーが、実況付きで大画面に映し出される一幕もありました。会場からは「すごい連続技だ!」と歓声が上がり、観客はプレイヤーたちの華麗なテクニックに釘付けです。県内外から集まった約60人の参加者を前に、白川さんは日野町の魅力を伝えるプレゼンテーションも見事にこなしました。

この挑戦に対し、SNS上では「高校生がeスポーツで町おこしをするなんて最先端すぎる」「自分の趣味を地域貢献に繋げる行動力が素晴らしい」といった絶賛の声が相次いでいます。若者の力で地方の可能性が広がる様子に、多くの人が胸を熱くしているのでしょう。大会を終えた白川さんも、多くの人に町の魅力を知ってもらえたことに、大きな充実感を漂わせていました。地方創生には、こうした若者の「好き」を形にする環境が不可欠です。

現在、JK課の課長を務めるのは、米子南高校3年生の柳瀬穂乃香さん(18歳)です。彼女は活動を通じて地域と密接に関わることで、町への愛着がより一層深まったと笑顔で語ってくれました。柳瀬さんの将来の夢は、公務員としてこの町で働き、日野町の素晴らしさを発信し続けることです。若者が「この町に残り、貢献したい」と思える場所を作ることこそが、過疎化に対する究極の処方箋であり、JK課の活動はその希望の光と言えます。

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