時代とともに変化を遂げるお葬式のカタチに、今までにない驚きの選択肢が登場しました。長野県佐久市を拠点に革新的な葬祭サービスを展開するベンチャー企業「つばさ公益社」が、2020年1月15日に画期的な新商品をリリースしたのです。それは、なんと専門の葬儀業者に頼ることなく、自分たちの手で大切な人を見送る「DIY葬プラン」というもの。この異例の試みが、現在多くの人々の間で非常に大きな注目を集めています。
このプランの最大の特徴は、インターネット通販のアマゾンや同社の特設サイトから手軽に購入できる点にあります。セットの価格は税別2万5800円と驚くほど安価に設定されました。プランの核となる「自葬(じそう)」とは、従来の葬儀社主導の式を執り行わず、遺族が火葬の手続きから見送りまでを自らプロデュースする形式を指します。葬儀費用を極力抑えたいと願う方々にとって、まさに救世主のようなサービスと言えるでしょう。
気になるセット内容ですが、持ち運びにも便利な折り畳み式の木棺をはじめ、専用の布団や枕、そして骨つぼまでがワンパッケージになっています。さらに、初めての方でも迷わずに進められるよう、火葬に向けた複雑な手続きを分かりやすく解説した手引書が同梱されているのも心強いポイントです。火葬場の利用料やご遺体の保存費用は別途必要となりますが、このセットを活用すれば、お葬式全体の出費をわずか数万円程度に収めることが可能になります。
近年は価値観の多様化に伴い、従来の華美なセレモニーよりも、身内だけで静かに営む家族葬や直葬を選ぶ方が増えてきました。つばさ公益社はこうした市場のニーズをいち早く捉え、今回のプラン開発に踏み切ったそうです。また、この商品は個人だけでなく、身寄りのない方のご遺体を埋葬する義務を負った各地の自治体からの需要も見込んでおり、社会的課題の解決につながる一手としても期待が寄せられています。
この斬新なニュースが流れると、SNS上では瞬く間に様々な反響が巻き起こりました。「不景気な今の時代に合っている」「お葬式の価格破壊だ」といったコスト面を歓迎する声が目立ちます。その一方で、「自分たちだけでご遺体の安置や移動を適切に行えるのだろうか」という衛生面や安全性を心配する率直な意見も散見されました。このように、ネット上でも賛否を交えた熱い議論が今まさに交わされている状況です。
私個人の意見としては、この「DIY葬」は非常に意義のある挑戦だと捉えています。高額な葬儀費用が残された家族の生活を圧迫するケースが少なくない現代において、安価な選択肢が存在することは人々の安心感に繋がるはずです。もちろん、精神的な負担や実務の難しさはありますが、自分たちの手で心を込めてお世話をして送り出すという体験は、究極の供養になり得るのではないでしょうか。お葬式のあり方を深く考え直す素晴らしい契機になりそうです。
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