究極の家族葬「DIY葬」とは?2万円台で叶う「自葬」が葬儀の常識を覆す!

大切な方との最期のお別れを、業者に任せきりにせず自分たちの手でプロデュースする。そんな新しい葬送の形が、今大きな注目を集めています。長野県佐久市に拠点を置く葬祭業ベンチャー「つばさ公益社」は、2019年12月27日、葬儀社を介さずに家族だけで執り行う「自葬」を支援する「DIY葬プラン」を発売しました。これは、単なる費用の節約だけでなく、故人を想う純粋な気持ちを形にするための画期的な試みといえるでしょう。

「DIY」とは「Do It Yourself(自分自身でやる)」の略称ですが、葬儀の世界にもこの波が押し寄せています。今回発売されたセットは、税別2万5800円という驚きの低価格を実現しました。内容は非常に実践的で、折り畳み式の木棺をはじめ、遺体を安置するための布団や枕、さらには骨つぼまでがワンパッケージになっています。さらに、不慣れな方でも安心できるよう、火葬の手続き方法などを詳しく解説した「自葬の手引書」が同梱されている点も大きな特徴です。

このニュースが流れると、SNS上では瞬く間に大きな反響を呼びました。「葬儀の本来の姿に戻った気がする」と肯定的に捉える意見がある一方で、「自分たちだけで遺体を扱うのは不安」という切実な声も上がっています。死生観が多様化する現代において、豪華な祭壇や儀礼よりも、家族との親密な時間を優先したいというニーズが確実に顕在化していることが伺えます。アマゾンや自社の通販サイトで購入可能という手軽さも、現代のライフスタイルに合致していますね。

もちろん、このプランを購入すれば全ての工程が完結するわけではありません。火葬場の使用料や遺体を冷やすためのドライアイス代といった実費は別途必要となります。しかし、これらを合わせても総額を数万円程度に抑えられるメリットは絶大です。私個人の見解としては、これは単なる安売りではなく、葬儀というブラックボックス化されがちな儀式を、家族の手に取り戻すための「自由への選択肢」だと感じています。

つばさ公益社は、一般家庭だけでなく、引き取り手のない遺体を埋葬しなければならない自治体などの需要も見込んでいるとのことです。少子高齢化や核家族化が進む中で、これまでの「当たり前」だった葬儀の形式は、今まさに大きな転換点を迎えているのかもしれません。2019年12月27日から始まったこの新たな選択肢が、私たちの「弔い」のあり方をどのように変えていくのか、今後の展開から目が離せません。

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