子どもから大人まで、世代を超えて愛され続けるミニカーブランド「トミカ」が、いよいよ輝かしい節目を迎えます。玩具メーカーのタカラトミーは2020年1月15日、発売50周年を記念した豪華なプロジェクトを4月から順次始動すると発表しました。なんと今回は日本のトップ自動車メーカーと強力なタッグを組み、特別なスポーツカーを世に送り出すというのですから、ファンにとっては堪らない展開と言えるでしょう。
これまでに販売された車種は1050種類を優に超え、累計販売台数は驚きの6億7000万台を突破しています。まさに日本のミニカー文化を牽引してきたリビングレジェンドです。今回の記念企画では「トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクト」が立ち上がり、ホンダの「シビック TYPE R」、トヨタの「スープラ」、日産自動車の「GT-R」という、車好きなら誰もが憧れる名車たちが装いも新たに登場します。
特筆すべきは、各メーカーで実際に本物の車を手がけている現役のデザイナーが、このトミカのためだけに特別なデザインを担当する点です。おもちゃの枠を超えた本気のクリエイティビティが、小さなボディに凝縮されることになります。この発表を受けて、SNS上では「現役デザイナーの参入は熱すぎる!」「絶対に3種類ともコンプリートしたい」といった歓喜の声が溢れており、早くも争奪戦を予感させる盛り上がりです。
さらに、2020年4月からは待望のテレビアニメ「トミカ絆合体 アースグランナー」が、テレビ大阪・テレビ東京系列にて放送されることも決定しました。トミカをテーマにしたアニメ作品が地上波で描かれるのは2017年以来、約3年ぶりの快挙となります。大好きなトミカが画面の中でダイナミックに躍動する姿は、現代の子どもたちを魅了するだけでなく、かつて少年だった大人たちの心も熱く揺さぶるに違いありません。
昨今の少子化やデジタル化が進む世の中において、指先で触れて遊ぶアナログなミニカーがこれほど長く愛され、進化を続けている事実に私は深い感銘を受けます。スマホの画面では味わえない、ダイキャスト製(金属を溶かして型に流し込む本格的な鋳造技術のこと)ならではのズッシリとした重みや、精巧なサスペンションのギミックこそが、トミカの本質的な価値ではないでしょうか。
今回のプロジェクトは、単なるキャラクタービジネスではなく、日本のものづくり精神や自動車文化を次の世代へ継承する素晴らしい架け橋だと感じます。記者発表会にはタカラトミーの富山幹太郎会長らも出席し、並々ならぬ熱意が伝わってきました。2020年4月からの発売とアニメ放送に向けて、日本中に空前のトミカブームが巻き起こることは確実でしょう。今からその瞬間が待ち遠しくてなりません。
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