オフィスで共に働く女性が増えた現代、男性たちの美意識に劇的な変化が起きています。2020年01月06日現在、リクルートライフスタイルの調査機関が発表したデータによると、なんと大人の男性の約6割が外見の維持や若々しさに高い関心を寄せていることが判明しました。
特に40代の伸び率は目覚ましく、3年前と比較して10ポイント近くも上昇しています。この結果に対してSNS上では「清潔感は最高のビジネスマナー」「職場の視線が気になるのも納得」といった共感の声が相違なく溢れており、現代の世相を色濃く反映していると言えるでしょう。
多くの男性が美容を意識する背景には、女性の活躍推進に伴って職場の環境が様変わりした点があります。決して異性にモテたいという動機ではなく、ビジネスパーソンとして周囲に不快感を与えないための身だしなみという意識が定着したようです。
これは実に見事な変化であり、周囲への配慮を怠らない紳士的な姿勢は、今後の円滑な人間関係を築く上でも必須のスキルになると私は確信しています。一方で、男性特有の悩みとして全世代でトップに君臨するのはやはり「髪」に関する問題です。
若い世代はヘアスタイルに頭を悩ませる反面、年齢を重ねると薄毛や抜け毛に意識が向かう傾向にあります。また、10代から30代にかけては体臭や口臭を気にする割合が比較的高いものの、中高年層になると自分では気づきにくいためか数値が落ち着くのは興味深い特徴です。
実際の購入アイテムに目を向けると、最も親しまれているのは45.4%の男性が手にする洗顔料となっています。それに続いて、肌の水分を補う化粧水や紫外線から肌を守る日焼け止め、唇の乾燥を防ぐリップケア製品が上位にランクインしました。
ここで注目したいのが、肌の色ムラを整えるファンデーションや、部分的なシミ・クマを隠す「コンシーラー」といったメーキャップ化粧品の台頭です。肌の悩みをピンポイントでカバーするコンシーラーなどの売れ行きは、20代だけでなく30代や40代でも確実に伸びています。
女性のメイクが「美しく見せるため」であるのに対し、男性の場合は「青ひげや二日酔いのくすみを隠すため」という引き算の思考が強い点が特徴です。さらに、眉毛の形を整えたり足りない部分を描き足したりする「アイブロー」の活用も営業職の男性を中心に広がっています。
専門の眉カット店に男性用ブースが登場するほどであり、バレない程度のナチュラルな身だしなみメイクは日常の風景になりつつあります。美容への投資は自己管理能力の証でもあり、この素晴らしいトレンドはこれからのビジネス社会をより洗練されたものへと導いてくれるはずです。
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