都会の喧騒を離れて豊かな自然の中で暮らしたいけれど、いきなり見知らぬ田舎へ飛び込むのは不安という方も多いのではないでしょうか。そんな移住希望者の心理に寄り添った画期的な取り組みが、いま大きな注目を集めています。高知県高知市が積極的に推進している「2段階移住」という独自の施策が、地方暮らしを夢見る人々の間で新たなトレンドとなりつつあるのです。
この2段階移住とは、最初に生活インフラが整った高知市内に「お試し」で一定期間滞在し、現地の風土や生活リズムに慣れることから始めます。そこでステップを踏んだ後、本当に気に入った県内のより深い地域へと本格的に居を移すという仕組みです。ミスマッチによる移住の失敗を防ぐ防波堤として、非常に合理的なアイデアだと言えるでしょう。
そんな大注目のステップアップ移住に関する相談会が、2020年1月18日に大阪市内で開催されます。実は2019年7月24日には東京で初開催されており、今回はそれに続く2回目の試みとなります。SNS上でも「これなら心理的ハードルが下がる」「段階を踏めるのは安心感が違う」と、制度の利便性を絶賛する声が数多く寄せられていました。
今回のイベントでは、移住者の受け入れに極めて意欲的な県西部の幡多地域から、四万十市や土佐清水市といった魅力的な自治体が顔を揃えます。会場となるのは、全国で飲食店を展開している株式会社ワールド・ワンの店舗です。郷土愛にあふれる空間で、現地のリアルな空気感に触れながら具体的な将来設計を相談できる絶好の機会となるでしょう。
前回の東京会場では食事付きの無料イベントだったものの、参加者が伸び悩むという課題を残しました。しかし2019年末から募集を開始した今回の大阪会場では、参加費1000円を設定したにもかかわらず、募集定員である20名にすぐ達したそうです。有料化によって、より本気度の高い参加者がスピーディーに集まった印象を受けます。
インターネットでの情報発信に注力してきた高知市の努力が、着実に実を結んでいる証拠ではないでしょうか。私自身、この施策は地方誘致のあり方を根本から変える素晴らしい試みだと確信しています。今後も大都市圏での相談会が予定されているため、理想のライフスタイルを叶えたい方はぜひチェックしてみてください。
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