iPS細胞で移植医療に新光!北海道大学が成功した拒絶反応を抑える画期的な新技術とは?

医療の未来を大きく変える、ワクワクするようなニュースが北海道大学から飛び込んできました。清野研一郎教授らの研究グループが、他人の細胞や臓器を移植した際に命に関わる問題となる「拒絶反応」を、iPS細胞を使って劇的に抑える新手法を考案したのです。

私たちの体には、外部から入ってきた異物を敵とみなして攻撃する「免疫」という素晴らしい防衛システムが備わっています。しかし、他人の臓器を移植する際には、この優れた防衛機能が仇となり、移植された組織を激しく攻撃してしまうのです。

この現象こそが「拒絶反応」と呼ばれるもので、他人由来のiPS細胞(人工多能性幹細胞:様々な細胞に成長できる万能細胞)から作った組織を移植する場合でも、同様のトラブルが大きな壁となって立ちはだかっていました。

これまでは強い副作用を伴う免疫抑制剤をずっと飲み続ける必要があり、患者さんの身体的・精神的な負担は計り知れないものだったと言えるでしょう。そこで研究チームは、免疫細胞が作られる胸腺という器官にある「胸腺上皮細胞」に注目しました。

胸腺上皮細胞とは、いわば免疫細胞たちに「これは味方だから攻撃してはいけない」と教え込む、教育係のような役割を持つ非常に重要な細胞です。この特別な細胞を、iPS細胞に特定の遺伝子を組み込むことで人工的に作り出すことに成功しました。

実際に別のマウスへと皮膚を移植する前に、この人工教育係細胞をあらかじめ移植したところ、なんと見事に拒絶反応を抑え込むことができたそうです。この驚きの実験結果は、2020年1月20日の発表直後から大きな注目を集めています。

SNS上でも「移植医療の常識が覆るかもしれない」「iPS細胞の可能性は本当に無限大だ」といった、未来の医療現場への期待や称賛の声が数多く寄せられ、タイムラインはお祭り騒ぎとなりました。

この画期的な技術が確立されれば、将来的にはお薬に頼らない安全な移植手術が当たり前になるかもしれません。研究グループは、今後さらに人間に近いサルなどの動物を使って検証を進めていく方針です。

筆者としては、この技術が一日も早く実用化され、拒絶反応や薬の副作用に苦しむ世界中の患者さんの救世主となることを切に願っています。日本の科学技術が、また一歩、人類の未来を明るく照らしてくれた瞬間ではないでしょうか。

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