長野県伊那市に広がる、まるで森のような癒やしの空間をご存じでしょうか。国内の寒天市場で圧倒的なシェアを誇る伊那食品工業が、本社敷地内に併設する人気観光スポット「かんてんぱぱガーデン」の拡張計画を2019年12月19日に発表しました。SNS上では「散策するだけで心が洗われる場所」「新エリアができたら絶対に行きたい」と、早くも期待の声が続々と寄せられています。
今回の拡張計画では、現在のガーデンに隣接する約7500平方メートルもの広大な敷地を新たに活用する予定です。2020年に着工し、2021年春のオープンを目指してプロジェクトが進行しています。そこには、延べ床面積約1800平方メートルの建物が新設され、自社製品を豊富に取り揃えたショップや、ゆったりとくつろげるレストラン、お洒落なカフェなどが整備される見通しとなっており、地域の魅力がさらに凝縮されます。
グループの英知を結集!「食」のパラダイスが深化
新しいエリアでは、単に寒天製品を販売するだけにとどまりません。グループ企業である米沢酒造の芳醇な日本酒や、農業関連会社が丹精込めて育てた新鮮なコメや野菜も店頭に並ぶ予定です。野沢菜漬けや特製ジュースといった信州ならではの加工品も充実しており、お土産選びがさらに楽しくなるでしょう。将来的には、近隣の畑での収穫体験など、五感で自然の恵みを感じられるアクティビティも構想されているそうです。
ここで注目したいのが、伊那食品工業が大切にしている「年輪経営」という考え方です。これは、樹木が少しずつ年輪を刻むように、無理な急成長を追わず、着実で持続的な成長を目指す経営スタイルのことです。今回の拡張も、単なる集客増が目的ではありません。社員の方々が自ら清掃を行うなど、働く環境を整え、訪れる人を最高のホスピタリティで迎えるという、企業の温かいアイデンティティが反映されているのです。
健康志向の高まりを受け、食物繊維が豊富な寒天は世代を問わず愛される食材となりました。市場の8割を支える同社の挑戦は、2021年には関東地方への新規出店という形でさらに広がっていきます。一歩ずつ、しかし確実にファンを増やし続ける「かんてんぱぱ」の進化は、地域の観光振興にとっても大きな希望の光となるに違いありません。皆さんも2021年春、新しく生まれ変わるガーデンを訪れてみてはいかがでしょうか。
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