2020年01月05日の夜、インドの首都ニューデリーにある名門ジャワハルラル・ネール大学で、極めて衝撃的な事件が発生いたしました。鉄パイプや木製バットを手にした謎の覆面集団が突如としてキャンパス内に乱入し、学生や教員を次々と襲撃したのです。この凄惨な暴挙により、学生自治会の会長を含む30人以上の人々が頭部などに重傷を負い、病院へ搬送される事態となりました。現場の凄まじい様子が瞬く間に拡散されると、あまりの恐怖に世界中へ激震が走っています。
インターネット上のSNSでは、この事件に対して怒りと悲しみの声が爆発的に広がりました。「学びの舎が血に染まるなんて許されない」「警察はなぜ若者たちを守らなかったのか」といった、治安当局への強い不信感を露わにする投稿が相次いでいます。さらに、怪我を負いながらも毅然と恐怖に立ち向かう学生たちの姿に対して、多くのユーザーから連帯を示すハッシュタグが寄せられました。正義を求める人々の声は、瞬く間にインド全土を包み込む大きなうねりとなっています。
襲撃の背景にある思想の対立と深まる社会の分断
現地メディアの報道によれば、2020年01月07日にヒンドゥー教の過激派グループがこの犯行を認める声明を発表いたしました。この背景には、インドのモディ政権が推し進める「ヒンドゥー至上主義」という思想が深く関係していると考えられます。これは、多民族・多宗教のインドにおいて、人口の多数を占めるヒンドゥー教徒の価値観を最優先にしようとする考え方です。これに基づいた新市民権法などの政策に対し、リベラルな校風で知られる同大学の学生たちは猛烈な抗議の声を上げていました。
つまり今回の事件は、政府に異を唱える若者たちの動きを力でねじ伏せようとした、思想的な弾圧である側面が非常に強いと言えます。さらに大学内では、学生寮の費用値上げを巡る緊迫した対立も続いており、学内の空気は極限まで張り詰めていました。多様な意見を認め合うべき最高学府において、暴力によって言論を封殺しようとする行為は、民主主義の根幹を揺るがす深刻な事態です。若者たちの自由な未来を守るためにも、私たちはこの事件の本質を見つめ直す必要があります。
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