新・国立競技場で23年ぶりの宿命の対決!大学ラグビー決勝、早稲田の頭脳派バックスと明治の超強力FWが激突

ラグビー界の歴史が大きく動こうとしています。2020年1月11日、東京・新宿区に新装されたばかりのオリンピックスタジアム「国立競技場」にて、ラグビー大学選手権の決勝戦が開催されます。誰もが注目するこの一戦で相まみえるのは、連覇を狙う明治大学と、11年ぶりの王座奪還に燃える早稲田大学です。

両校が大学ラグビーの頂点を決める決勝の舞台で激突するのは、実に23年ぶりの出来事となります。SNS上でも「これぞ黄金カードの復活」「新国立の初ラグビーが早明戦なんて胸が熱すぎる」といったファンの熱い声が溢れ返り、大きな盛り上がりを見せている状況です。

かつて「縦の明治、横の早稲田」と称された伝統のスタイルは、令和の今も色褪せていません。早稲田大学の最大の強みは、才能豊かなバックス陣にあります。バックスとは、スクラムを組むフォワードの後方に位置し、スピードを生かしてパスやキックで得点を狙うポジションのことです。

なかでも、主将を務めるスクラムハーフの斎藤選手は、将来の日本代表を担うと目される逸材でしょう。今回の決勝戦を終えた後には、世界最高峰のリーグであるスーパーラグビーの「サンウルブズ」へ参戦することが決定しており、世界へと羽ばたく若き司令塔のプレーから目が離せません。

さらに、彼とコンビを組むスタンドオフの岸岡選手は、大学界屈指の頭脳派として知られています。SNSやブログを自ら駆使して戦術を解説するなど、競技の普及にも熱心な選手です。ケガから復帰した怪物の異名を持つ中野選手も加わり、早稲田の攻撃力は今まさに最高潮を迎えています。

これに対する明治大学は、大学界随一の強固さを誇るフォワード陣が看板です。フォワードとは、スクラムを組んで前線で体を張り、ボールを争奪する屈強な選手たちの総称となります。今年の明治は力任せに突進するだけでなく、巧みにパスを繋ぐ柔軟さも兼ね備えているのが特徴です。

また、今年の明治大学は選手たちの自主性を重んじる新しいチーム作りに挑戦してきました。例年は監督が決めていた主将を、選手たちの話し合いによって選出したのです。この試みが見事に功を奏し、試合中のピンチを選手同士の修正力で乗り切る粘り強さが生まれています。

今回の決戦の舞台となる新・国立競技場は、ラグビーの試合が開催されるのは今回が初めてとなります。約6万枚の観戦チケットは早々に完売しており、1980年代のラグビーブームを彷彿とさせる熱気に包まれることは間違いありません。大観衆の前で栄冠を掴むのはどちらでしょうか。

近代的なアプローチで進化を遂げた伝統校同士の戦いは、まさに新しい時代の幕開けにふさわしいものです。個の技術と戦術が光る早稲田が雪辱を果たすのか、それとも組織力とパワーの明治が連覇を成し遂げるのか、日本中が注目する世紀の一戦のキックオフが迫っています。

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