栃木県議会の各会派は2020年01月24日、福田富一知事に向けて2020年度(令和2年度)の予算編成に関する重要な申し入れを行いました。県が事前に提示していた当初予算案に対し、議会内で最も多くの議席を持つ「とちぎ自民党議員会」は、合計で約33億5000万円という大規模な予算の上積みを出したのです。
今回の増額要求で特に注目を集めているのが、2019年10月に東日本へ甚大な被害をもたらした台風19号(ハビビス)への対策です。被災から数ヶ月が経過した現在も復興への道のりは半ばであり、安全な街づくりは一刻を争う最優先課題となっています。そこで同会派は、決壊のリスクがある河川堤防の補強や、洪水による被害を防ぐための治水事業費として、20億円の緊急上乗せを強く求めました。
こうした動きに対し、SNS上では「昨年の水害は本当に恐ろしかったから、堤防強化にしっかり予算を使ってほしい」「次の梅雨や台風シーズンが来る前に、スピーディーに工事を進めてほしい」といった、防災対策を歓迎するリアルな声が数多く寄せられています。
今回の予算編成(自治体が1年間に使うお金の使い道を組み立てること)において、33億円を超える上乗せ請求は非常に大胆な決断です。しかし、度重なる自然災害から県民の命と財産を守るためには、財政の枠組みに囚われない機動的な投資が今まさに求められています。福田知事がこの要望をどのように受け止め、2020年度予算案に反映させるのか、今後の県の動向から目が離せません。
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