現在、オーストラリアでは過去最悪と言われる規模の森林火災が広がっており、世界中に大きな衝撃を与えています。2019年にはブラジルのアマゾンやロシアのシベリア地方でも大規模な火災が発生したばかりです。こうした異常気象の連鎖に対して、SNS上では「コアラやカンガルーが心配で見ていられない」「地球規模で具体的な対策を急いでほしい」といった、悲痛な叫びや危機感を募らせる声が数多く寄せられています。
オーストラリアの森はもともと乾燥しやすく、落雷による火災が起きやすい環境にあります。しかし、2019年は例年よりも大幅に早い2019年9月から火災が増加し始めました。すでに日本の北海道を上回るほどの広大な面積がパチパチと音を立てて燃え広がっています。被害はシドニーに近い南東部にまで及んでおり、多くの家屋が焼け落ちて尊い命も失われました。一刻も早い鎮火を願わずにはいられません。
今回の事態を受けて、日本を含む各国の気象機関は連携を強めるべきでしょう。風向きや天気の正確な予測情報を出し合い、現地の消火活動や住民の避難に役立てることが極めて重要です。また、森林は多くの動植物が息づく生態系(生き物たちがお互いに関わり合って生きるバランスの取れた仕組み)の宝庫でもあります。激しい熱で土壌の微生物まで死滅すると、森が元の姿を取り戻すのは容易ではありません。
地球を守るためのデータ共有と国際会議への期待
専門家によると、今回の火災の背景にはインド洋西部の海面水温が上昇して大気の流れが変わる「インド洋ダイポール現象」などの影響が指摘されています。これにより高温と乾燥が続き、木々が燃えやすくなったのです。実際にオーストラリアの2019年の平均気温は過去最高を記録しました。大量の二酸化炭素を排出する大規模火災は、さらなる地球温暖化を招くという悪循環を生み出してしまいます。
2020年には中国で国連の生物多様性条約締約国会議(COP15)が開催される予定です。こうした国際会議の場でも、森林火災対策を主要な議題として真剣に議論すべきだと私は強く確信しています。人工衛星のデータを世界で共有し、煙の動きや影響を分析する体制づくりが急務です。この危機を「遠くの国の出来事」と片付けるのではなく、私たち一人ひとりが地球の未来を守るための教訓にしていきましょう。
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