車社会の未来を大きく変える画期的な試みが、いよいよ本格的に始動します。駐車場システムの大手であるアマノは、自動車部品大手のアイシン精機とタッグを組み、自動運転技術を駆使した最先端の駐車システムの実証実験を行うことを明らかにしました。注目の実験は2020年5月ごろから、名古屋市内にある実際の一般駐車場を舞台にスタートする予定です。
今回の実験で主眼に置かれているのが「自動バレー駐車」と呼ばれる仕組みになります。そもそもバレー駐車とは、ホテルのエントランスなどでスタッフに鍵を預けて車庫入れを代行してもらうサービスのことです。今回のシステムは、その一連の流れをすべてコンピューターによる無人運転で再現しようという、非常に野心的な試みと言えるでしょう。
ドライバーは駐車場の入り口から乗降場まで乗っているだけで、その後は車が自ら空きスペースを見つけて自動で駐車してくれます。この技術が普及すれば、車同士の間隔を限界まで詰めて格納できるようになるため、土地の有効活用につながるはずです。限られた空間を最大限に活かせるメリットは、日本の都市部において極めて大きいと考えられます。
SNS上でもこの発表は大きな話題を呼んでおり、「駐車が苦手だから早く実用化してほしい」「カーシェアの返却が劇的に楽になりそう」といった期待の声が多数上がっています。特に近年のカーシェアリングの需要拡大を考えると、貸出や返却のプロセスが自動化される恩恵は計り知れません。利便性の向上は確実視されています。
両社は2017年4月から技術的な検討を重ね、2019年1月には名古屋市内で基本的な検証を既に済ませています。アマノが得意とするナンバープレート認識や空車表示の技術に、アイシン精機の自動運転技術が融合することで、障害物検知などの安全性も飛躍的に高まる見込みです。最先端技術がもたらす快適な未来に、今後も目が離せません。
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