神保彰の最新作が魅せる超絶技巧!キンモクセイ復活作など今聴くべき名盤3選を徹底レビュー

音楽ファンの間で今、とある3つのニューアルバムが大きな話題を集めています。SNSでも「この組み合わせは熱すぎる」「演奏の熱量に圧倒された」といった興奮の声が続々と上がっており、リスナーの心を掴んで離しません。今回は、日本の音楽シーンを牽引するトップランナーたちが2020年1月21日現在までに放った、珠玉の3作品をご紹介します。

まず注目したいのが、日本のフュージョン界が誇る伝説的ドラマー、神保彰氏の意欲作「26丁目ニューヨークデュオ」です。フュージョンとは、ジャズをベースにロックやラテンなど様々なジャンルを融合(フュージョン)させた音楽ジャンルを指します。本作はアメリカ・ニューヨークの実力派奏者2名とそれぞれ手を取り合った、1枚で2度美味しい豪華なデュオアルバムに仕上がりました。

名手ウィル・リー氏のベースと紡ぐ5曲に加え、イスラエル出身の天才ギタリスト、オズ・ノイ氏との共演5曲を含む全10曲が収録されています。特にノイ氏の変幻自在なプレイスタイルと神保氏の鋭いドラミングの絡みは、聴き手を未知の興奮へと誘うでしょう。枠に捉われない独特なフレーズが、神保氏の技量によって極上のファンキーなうねりへと昇華されています。

筆者は、この異色な組み合わせこそが本作の最大の白眉であると感じています。一見すると尖った前衛的なセッションに思えますが、不思議と耳に馴染むポップさも同居しているのが見事です。お互いの感性が火花を散らしながらも、最終的には美しい一体感へと収束していく展開には、思わず鳥肌が立ちました。音楽の可能性を広げる、まさに歴史的な名盤の誕生です。

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クラシックの常識を覆す躍動感と待望の歌謡ロック復活

続いてご紹介するのは、若き天才バイオリニストの尾池亜美氏と精鋭奏者たちが集結した「ZINGARO!!!」です。本作が初のアルバムとなる彼らは、移動型民族の伝統音楽である「ロマ系音楽(ツィンガロ)」をテーマに掲げました。お馴染みの「ツィゴイネルワイゼン」から「ひばり」まで、実に多彩な楽曲たちが情熱的に奏でられています。

彼らの演奏は、従来のクラシック音楽が持つ敷居の高さを心地よく爽快に破壊してくれます。型に嵌まらない圧倒的な躍動感は、まるで良質なロックフェスに参加しているかのような高揚感を届けてくれるでしょう。伝統を重んじながらも、現代の瑞々しい感性でクラシックを再定義しようとする彼らの強い意志が、1音1音からダイレクトに伝わってきます。

最後を飾るのは、2002年に大ヒット曲「二人のアカボシ」で一世を風靡したキンモクセイの最新作「ジャパニーズポップス」です。彼らは切ないメロディを力強いバンド演奏で聴かせる「歌謡ロック」の先駆者として知られています。活動休止期間を経て、2018年に10年ぶりの再始動を果たした彼らが、満を持して14年ぶりとなる通算5枚目のアルバムを完成させました。

本作は、日本のポップスが持つ原点の美しさを見つめ直し、現代トレンドのシティポップ要素も贅沢にブレンドされています。全編を通して、大人の哀愁と色褪せない瑞々しさが同居する素晴らしい完成度です。往年のファンはもちろん、お洒落なシティポップを好む若い世代のリスナーにも、彼らの紡ぐ「新しい日本の歌」が深く刺さるに違いありません。

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